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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2005年06月22日11時49分掲載
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米人形戦争、バービーはブラッツに押され気味
最近のおもちゃ売り場では、時代を反映してゲームソフトが一緒に陳列されている目にするが、長年子どもたちに愛されてきた人形やプラモデルなども、相変わらず根強い人気を保っている。その中でも、ファッション人形の「バービー」(米マテル社)は、1959年のデビュー以来世界中に出回り、ファッション人形の“女王”の地位を保ってきた。しかし、近年ライバルの「ブラッツ」(米MGAエンターテインメント)の人気に押され気味だ。しかも両社は現在、似たような人形を作っているお互いに非難し合い、裁判闘争に突入するなど、仁義なき“ドール戦争”の様相を呈している。(ベリタ通信=有馬洋行)
バービー人形は、女の子を持つ人なら、玩具店などで一度は見たことがあるはず。髪の色は金髪だったり、赤茶だったりするが、脚の長いスリムな体は長年そう変化はしていない。対象は主に小学生で女医や警官、宇宙飛行士などをテーマにしたファッション人形だ。
米コプリー・ニュースによると、バービー人形は、これまでに全世界で10億体以上が販売された。製造元のマテル社は、仮にバービーや、彼女の友だちの人形を、横に寝かして一直線に並ばせると、地球を7回りする長さになると話している。同社は2万人の従業員を全世界に抱え、年間売り上げは30億ドル(約3150億円)。ところが、ことし第一四半期(1〜3月)の売り上げが15%低下し、マテル社をあわてさせている。
▽ブラッツの顔はアンジェリーナ・ジョリーから
このバービー人気の独走に待ったをかけたと思われるのが、ライバルのブラッツ人形。ブラッツは2001年にデビューした。大きな頭、分厚い唇などが特徴で、顔は人気ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーを、ウエストラインは歌手ブリットニー・スピアーズを連想させるという。幼い子どもでも、またハイティーンの女の子でもない年齢層、いわゆる10歳から12歳までの“トゥウィーン”を対象に販売された。
製造元のMGAエンターテインメントは、イラン系の立志伝中の人イサク・ラリアン氏が築き上げた玩具メーカー。従業員は600人で、半数が米カリフォルニア州のフェルナンド・バレーの本社で働いている。マテル社に比べれば、規模ははるかに小さい。
ブラッツは、売れっ子モデルのパリス・ヒルトンのような「パーティー・ガール」(遊び人)のイメージが人気を呼び、英国やオーストラリアではファッション人形の人気ナンバーワンに。現在世界65カ国で販売されている。
ブラッツの生みの親は、ライバル会社のマテルからMGAに移ったカーター・ブライアント氏。同氏はマテル社でバービーのデザインを担当していた。このためマテル社は、バービーの企業秘密をMGAに漏らし、同種の人形を製造したとして同氏を提訴した。
ここまではよくある話だが、今度はMGAがマテル社を訴える事態に発展した。MGAによると、マテル社は、ブラッツ人形の人気を見て、バービー人形をブラッツ風にイメージチェンジさせたという。裁判は非難の応酬になっており、解決の方向はみえていない。
一方、業界通によると、ファッション人形業界は「人形が人形を食う」苛烈な競争社会という。店頭でニッコリ微笑むファッション人形とは対照的に、背後ではスパイが至る所で暗躍し、コピーが常識のような世界になっているようだ。
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