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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2005年06月24日03時08分掲載
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拘留中のアルジャジーラ記者に自社スパイを要請 米国がグアンタナモ刑務所からの釈放条件に
【東京23日=齊藤力二朗】カタールの衛星テレビ局アルジャジーラのスーダン人カメラマン、サーミー・ハッジ氏は2001年末の米軍によるアフガニス攻撃を取材中に逮捕されて以来、キューバ南東部にある米軍のグアンタナモ刑務所に拘留されている。22日付の同局のニュース・サイト、アルジャジーラ・ネット(アラビア語電子版)は、米国がハッジ氏に同テレビ局をスパイするよう求めていると報じた。
それによると、ハッジ氏の米国人弁護士、スミス氏はアルジャジーラ・ネットに、「米国政府は正式な罪状なしに、ハッジ氏の拘留期間を延ばそうとしている」と語った。
さらに、同弁護士は「グアンタナモ収容所に拘留されているハッジ氏を3回訪問した。米国当局は彼が収容所で受けた拷問を暴露しないなら釈放すると約束したが、彼はこの条件を拒否した」と明らかにした。
同弁護士は近くグアンタナモ刑務所を再度訪れるとした上で、「米国当局は過去にも別の受刑者たちに同じ条件で釈放すると約束したが、実現しなかった。ハッジ氏も釈放されることはないだろう」と断言した。
グアンタナモ刑務所に収容されている受刑者約40人の弁護を引き受けているスミス弁護士は、「米国当局はハッジ氏にいかなる罪状も示していない。拘束されたのは、同氏が米国当局の嫌うアルジャジーラ衛星テレビのカメラマンであるためだ。米国当局はハッジ氏に同テレビ局の内情を密告し、同局がテロと関係していると証言するよう求めた。無実のハッジ氏がそのような役割を受け入ることはない」と強調した。
スミス弁護士はまた、「ハッジ氏釈放にはさまざまな方面から圧力を掛ける必要がある。グアンタナモ刑務所で拘束されていた欧州人の20人全員が釈放されるには、政治的圧力に加え、メディアや人権団体による圧力が必要だった。これに対し394人に及ぶアラブ人のうち釈放されたのは4%に過ぎない。ハッジ氏は何も犯罪を犯しておらず、釈放された場合、スーダンに帰国することを恐れてない」と語った。
続けて同弁護士は「ハッジ氏は数カ月前、米兵たちがアフガニスタン南部のカンダハルでコーランを冒涜(ぼうとく)したと私に打ち明けた」とも述べた。
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