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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2005年07月22日14時09分掲載
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FBI捜査官の“先生”は16歳の女子高生 若者文化を特訓中
子どもがインターネットで、学校の宿題や趣味、スポーツなどに関する情報を入手するのは、今や一般的になった。しかし、ネットの世界には、児童ポルノなども氾濫し、子どもが悪影響を受ける可能性は否定できない。こうした子どもの世界で何が起きているかを知るのは、子どもに聞くのが、一番手っ取り早い。ネット犯罪を監視する米連邦捜査局(FBI)では、若い世代の文化に精通したティーンの女の子を“採用”し、ネット上で子どもたちが使う略語などの特訓を受けているという。(ベリタ通信=エレナ吉村)
米ボルティモア・サンによると、カレンと友人のメアリーが、FBIボルティモア事務所に「先生役」としてリクルートされたのは、3年前。現在二人は、高校2年の16歳だ。同紙は、二人の苗字は、FBIの要請で明らかにしていない。しかし、記事には、デスクトップ・コンピューターの前で、仕事中の二人の写真が掲載されている。二人とも髪の長い、普通のティーンの女の子だ。
カレンら2人が抜擢されたのは、ひょんなことがきっかけだった。ある日、FBIの捜査官が自宅に帰宅したところ、娘はコンピュータに夢中だった。後ろからコンピューターのスクリーンをのぞきこもうとした途端、娘が会話していた「インスタント・メッセージ」の内容が、「POS」という文字を残して、あっという間に娘に消されてしまった。
FBIの捜査官らしく、娘に「POS」とは何かと問い質す父親。娘は初めは嫌がっていたが、最後に「ペアレント・オーバー・ショールダー」の3つの単語の頭文字を取ったものとわかった。翻訳すれば、「肩越しに父親が見ている」の意味。ちょっと都合の悪いことが起きたので、会話は中断しましょうと、相手に通告したことになる。
FBIでは、子どもを狙っている者を追跡するため、捜査官が子どもになりすまして、ネット上で不特定多数の人間と会話を行なうこともやっている。小児性愛者の中には、子どもの用語を使い、巧みに子どもを騙そうとする者もいるからだ。おとり捜査官が、ネットの会話中に、少しでもとちれば、犯罪者に逃げられる可能性は大きくなる。
「POS」の意味について父親は、早速同僚の捜査官に尋ねたが、首をひねるばかり。これでは、捜査官が、ネットで会話中に、相手に見破られてしまうと、カレンとメアリーが、指南役に抜擢された。この父親が、カレンとメアリーのどちらの父親かは、特定されていない。
講義の内容は、日常的な略語のほか、最近のヒット曲の傾向など。二人は最新流行用語集も作った。ネット上で使われる代表的な略語は「BTW」。これは「バイ・ザ・ウェイ」の略。話を転換するときに使う、英語でよく使われる「ところで」という意味だ。「CTC」は「セルフォン(携帯)に電話して」になる。
しかし、子どもたちが使う言葉は、はやり廃りが激しい。カレンら2人の16歳という年齢も、この世界では、“長老”に属する。このため、近く後身に道を譲り、“引退”する予定だ。
カレンたちの仕事は無給だが、そんなことは彼女たちには関係ない。学校の友人たちもFBIに協力しているのを知っている。「友達は、かっこいいと思っている。勿論、私たちがスパイだなんて考えていないはず」とメアリー。
二人は大学の進学を考えており、カレンは将来、科学捜査官に、メアリーは弁護士になりたいという。
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