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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2005年07月25日00時29分掲載
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体重減らそうと徒歩縦断に挑戦中 NYまで4800キロ
米カリフォルニア州サンディエゴからニューヨークまで約4800キロを徒歩で旅行しているスティーブ・ボートさん(39)に、全米の関心が集まっている。旅行の目的は、体重オーバーの体を歩くことでスリムにすることと、自らが引き起こした人身事故による精神的ショックから立ち直るためだという。米国の新聞、テレビなど主要メディアが、話題の主として大きく取り上げたため、ボートさんが開設しているウェブサイトには、アクセスが殺到しパンク状態だ。(ベリタ通信=有馬洋行)
米サンディエゴ・ユニオン・トリビューンなどによると、スティーブさんがサンディエゴ郊外を出発したのは、ことし4月10日。現在800キロを走破し、最終地のニューヨークには今年末に到着する予定だ。
徒歩旅行を考えたのは、このまま肥満の体を維持していれば、50歳までに、自分は肥満による成人病で死んでしまうだろうとの恐れだった。そうなれば、現在、8歳と3歳の二人の子どもが、18歳、13歳という父親を必要とする年齢に達した時に、父親不在の状態になってしまうからだ。
体重が増えだしたのは、1990年にカリフォルニア州で起こした人身事故で、二人のお年寄りの歩行者をはね、死亡させた後からだった。悔やみきれない事故だった。精神的ショックで、自宅にこもりがちになり体重が増えだした。徒歩旅行を考え出した時、体重は181キロあった。
旅行をスタートさせた最初の2カ月間は、足にできた水ぶくれや転倒で、1日4〜6キロしか歩けなかった。しかし、最近は多い時で1日32キロを走破している。体重は23キロ減った。食料や水の入った重いバックパックを背負い、夜は橋の下か、廃屋のそばでテントを張り、野宿する。
元海兵隊員のスティーブさんは、半自動銃も携帯し、テントでは枕の下に銃を置いて眠るようにしている。広漠とした大地を歩く時は、退屈しのぎに銃を撃ったりするという。サンディエゴにいる妻のエープリルさん(32)とはEメールや携帯電話で、しばしば連絡を取っている。
スティーブさんの徒歩旅行を、全米ネットワークのNBCや、ワシントン・ポスト紙、ニューヨーク・タイムズ・マガジンなどが大きく取り上げ、ボートさん一家の電話には、メディアから出版やドキュメント制作などの申し込みが殺到した。またこの影響でボートさんが開設していたウェブサイトにも、アクセスが急増した。
徒歩旅行を知った人々から、スティーブさんは、激励の声もしばしばかけられる。「人々との触れ合いは楽しい。世の中がいかに感動的かを、今思い出している」
米国では州間ハイウェーでは、歩行が認められていないため、裏道を歩く必要がある。時には、やむをえなく、ハイウェーを歩くこともある。一度、パトロール中の警官に職務質問され、拘置所に入れられる一歩手前で難を逃れたことも。
スティーブさんは、何度も旅行をやめようかと妻に電話した。そのたびに妻から続けてと、励まされたという。
徒歩旅行がスタートしてから3カ月。「体が締まり、心を落ち着けられるようになった。歩くたびに、一枚一枚ベールがはがれていくようだ」とスティーブさん。8月1日には40回目の誕生日を迎える。ニューヨークを目指し、スティーブさんは今もどこかで徒歩旅行を続けている。
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