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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2005年09月01日20時43分掲載
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インドネシアで高額クイズやスター誕生番組が大人気
インドネシアで今、全問正解すれば一夜にして「百万長者」になれたり、合格すればスターへの道が開かれる、視聴者参加のテレビ番組が人気を呼んでいる。民間テレビ各局も高視聴率を稼げる、こうした番組の制作に力を入れる中、抽選で当たった視聴者の住まいを無料で改造、見違えるほどの姿と住みやすさを提供する番組も登場している。この種の番組について、経済低迷期をようやく抜けたインドネシアが活力を取り戻し、新たな消費社会に向かうエネルギーの象徴との見方がある。その一方、「地道な努力を軽視し、射幸心をあおる」との批判も登場している。同国のTV娯楽番組の現状を見た。(ベリタ通信=都葉郁夫)
世論調査機関ニールセン・メディア・リサーチ(NMR)によると、インドネシアTV界で現在人気を集め、高視聴率を稼いでいるのが「ウアン・カゲット」(びっくりマネー)と「ベダ・ルマ」(住まい改造)の2番組。
いずれも視聴者参加の番組で、クイズ番組である「ウアン・カゲット」では、参加者が全問正解を果たすと、一般庶民にとっては夢にも近い額「数百万ルピア」を手にできる。相変わらず失業者が多い上、給与水準が依然として低いインドネシアでは、この賞金額は大きな魅力で、一攫千金を期待できる番組への応募者はうなぎ上りという。
「ベダ・ルマ」は、応募者から幸運を手にした当選者が、現在住んでいる家(ルマ)を紹介した後、建築や室内装飾の専門家らが最新の情報と材料を基に改造に取り組み、外観・内装ともそれまでとはまったく違った住まいに無料で“変身”させてしまう。瀟洒(しょうしゃ)な住居を持ちたいと願う一般市民には、この番組への登場がその夢を実現させてくれる機会となっている。
NMRによると、インドネシアのテレビ番組の中ではこれまで、「ホラーもの」と「ミステリーもの」が双璧だったが、今年に入り、いずれも視聴率は30%以上も下がっているという。
それとは対照的に「ウアン・カゲット」と「ベダ・ルマ」の人気は上昇を続け、今年前半だけでも視聴率は10%も上がり、この結果、視聴率競争に明け暮れる民間テレビ各局は現在、この種の視聴者参加番組制作に力を入れ、番組数は5割も増えたという。
▽お笑い芸人発掘番組も
こうした実利を伴う番組とは別に、特に若者たちの間で人気を集めているのがスターへの道につながる芸能コンテスト番組。この種の番組として定着しているのが「インドネシアン・アイドル」で、同番組は文字通り、歌手を中心とする「次のアイドル」登場を狙っている。このコンテストを勝ち抜いた中には、既にプロとしてデビューした女性歌手もおり、このため予選への応募者は全国的に広がり、中でも少女らの応募数は引きもきらないという。
お笑い芸人を発掘しようという番組が「アカデミ・プラワック・TPI」(TPIコメディアン学校)。日本にあるような漫談や漫才はそれほど多くはなく、人気のあるのが、とぼけた味を出す芸人を中心に据えた3人から6人ぐらいのグループが演じるコントやコメディ劇。テレビで面白さが認められ、名前が売れれば、演芸場での出演に加え、各種イベントからも声が掛かり、一躍人気者になるのも夢ではない。
こうした番組の人気についてNMRは「参加者たちはこれまでの生活を百八十度変えてくれるチャンスに挑んでいる」と指摘するとともに、「視聴者参加番組に出られるのはほんの一握りの人たち。ほとんどは夢をかなえる機会もないまま、番組を通じ遠い夢を追い駆けている」とも分析している。
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