・読者登録
・団体購読のご案内
・「編集委員会会員」を募集
橋本勝21世紀風刺絵日記
記事スタイル
・コラム
・みる・よむ・きく
・インタビュー
・解説
・こぼれ話
特集
・アジア
・農と食
・人権/反差別/司法
・国際
・イスラエル/パレスチナ
・入管
・地域
・文化
・欧州
・市民活動
・検証・メディア
・核・原子力
・環境
・難民
・中東
提携・契約メディア
・AIニュース


・司法
・マニラ新聞

・TUP速報



・じゃかるた新聞
・Agence Global
・Japan Focus

・Foreign Policy In Focus
・星日報
Time Line
・2025年04月01日
・2025年03月31日
・2025年03月30日
・2025年03月29日
・2025年03月28日
・2025年03月27日
・2025年03月26日
・2025年03月23日
・2025年03月22日
・2025年03月21日
|
|
2005年09月26日18時23分掲載
無料記事
印刷用
海亀の卵が精力剤?、メキシコ人男性の困った食生活
メキシコは男性優位の「マッチョ」(スペイン語で男らしさの意)社会といわれる。そのメキシコ男性の好物が、精力がつくといわれる海亀の卵。バーやレストランで、おつまみのピーナツにように、気軽に口にするという。しかし、消費量が増えるにつれて、海亀が絶滅する恐れになった。米環境保護団体が、メキシコ当局と協力して、メキシコ人男性のこうした食習慣を改めようと、新手のキャンペーンを開始したが、このキャンペーンにアルゼンチン出身の人気女性モデルを起用したため、思わぬ事態も──。(ベリタ通信=江口惇)
米ダラス・モーニング・ニュースなどによると、海亀の卵は、ピンポン球の大きさ。メキシコの男性の間では、「海亀の卵を飲めば、精力がつく」との神話が定着しており、根強い人気がある。愛好者は、20代前半から70代半ばまでの男性で、年間消費量は、数十万個といわれる。
9月からが海亀の産卵時期で、需要もピークを迎える。メキシコ政府は、海亀を殺したり卵を捕獲することを禁止している。産卵時期には海岸に武装警官を派遣、産卵した海亀が海に帰るまで、警戒をしている。しかし、長い海岸線をすべて警戒するのは不可能で、大量の海亀の卵が、違法に市場に流れているのが実情だ。
こうした事態に、メキシコ国境に近い米カリフォルニア州サンディエゴの環境保護団体「ワイルドコースト」が立ち上がった。メキシコ南部オアハカ州の海岸だけでも、1カ月に約1400万の卵が産み落とされるが、こうした卵が盗まれれば、海亀は絶滅する恐れがあるからだ。
▽セクシーモデル使い保護訴え
環境保護団体「ワイルドコースト」は、メキシコ人男性の食生活を変える秘策はないかと知恵を絞った。そこで考え出したのが、アルゼンチン出身で中南米の人気女性モデル、ドリスマールの起用だ。ドリスマールは、米男性誌プレーボーイのモデルでもある。マッチョ人間には「セクシーな女性」を使ってアピールするというのが狙いだった。
ドリスマールを使って3種類の意見広告のポスターを作製した。ドリスマールは、運動の趣旨に賛同して、ギャラなしで協力した。いずれもビキニの水着姿。その写真に海亀の卵をのまないことを呼び掛けるコピーをつけた。
コピーは「私の男は、海亀の卵を必要としない。だって彼は、卵をのんでも精力がつかないのを知っているから」と、やや“挑発的な”文言になっている。
しかし、ここで思わぬ事態に。女性保護団体が、セクシーな女性をこうしたキャンペーンに使うのは問題だとかみついたからだ。海亀の卵の保護という趣旨は賛成だが、心に性的な欲望を抱いている男性に訴えるには、不適当と反論した。
これには環境保護団体「ワイルドコースト」もびっくり。キャンペーンの趣旨は、男性の注意を引くのが目的で、こうした批判は過剰反応だ、と話している。
ところで肝心のキャンペーンの効果だが、メキシコ人男性に根付いた食生活を変えさせるのは容易ではないようだ。海亀の卵を子どものころから、のんでいる男性も多い。特別なものというより、海産物の一種という感覚で消費しているからだ。
|
転載について
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。
|
|





|