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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2005年11月13日20時47分掲載
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米女性の失踪事件に異常な関心、謎が多くTV局も大きく報道
米アラバマ州出身のナタリー・ホロウェーさん(19)がことし5月、カリブ海のオランダ領アルバ(人口2万5000人)に高校の卒業旅行に出かけたまま行方不明になった。一見、数多くある女性失踪事件とみられたが、米メディアは、この事件に異常な関心を寄せている。8月末に米南部を襲ったハリケーン被害報道の時でさえ、ホロウェー事件の動きは、時々全米トップニュースとして忘れ去られることなく伝えられた。メディア批評家たちは、ホロウェーさんが「若い白人の金髪女性」のため、メディアの関心が高いと分析している。(ベリタ通信=江口惇)
事件が起きたのは5月30日。ホロウェーさんは同日、飛行機でアルバから米国に戻る予定だったが、空港に現われず、大騒ぎになった。ホロウェーさんは、卒業生124人とともにアルバに観光に訪れていた。
米国から家族や知人が現地入りし、間もなく失踪前の彼女の足取りが判明した。ホロウェーさんは同日未明に、現地のオランダ人少年(17)とスリナム系の兄弟と一緒に車で、レストラン・バーから出でいくのが目撃されていた。
少年たちは、同日午前2時にホロウェーさんをホテルに送ったとされるが、彼女が部屋に戻った形跡はなかった。その後警察の捜査は、混乱を極めた。オランダ人少年とスリナム系兄弟は逮捕されたが、証拠がなく、結局釈放された。この間、ホテル近くの警備員や、少年の父親の元判事まで、多くの関係者が逮捕されたが、やはり釈放され、誰が犯人だか見当がつかなくなった。
アルバでは島民総出で捜索を行なったが、ホロウェーさんの影も形もなかった。現地入りしていた母親のベスさんは、事件の解決の遅れに苛立ち、アルバ当局を公然と批判、一時島民との関係が険悪化したほどだ。
▽メディアの報道に批判も
こうした事件のミステリー性もテレビ局の関心を呼んだ。テレビ局にとっては、ホロウェー事件は、視聴率を稼げる格好の話題だ。一般に米国のテレビ局は、白人の少女や若い女性が巻き込まれた殺人や誘拐事件の方が派手に報道される傾向にあるといわれる。メディア批評家は、こうしたメディアの偏った傾向を、一般的に「失踪白人女性症候群」と呼んでいる。
小島のアルバは南米のコロンビア、ベネズエラに近く、米国への麻薬密輸の中継基地ともいわれる。海には豪華ヨットも停泊し、人の出入りが激しい。ホロウェーさんの足取りがまったく途切れているため、海から「ベネズエラに連れ去られた」などの怪情報も飛び交っている。
家族相談などで人気のある米テレビ・ショー「Dr.フィル」のホストのフィル・マグロー博士は「ホロウェーさんは、バーでデート・レイプ薬を飲まされた。今、性の奴隷になっている」とも発言している。ホロウェーさんと失踪前に、海岸で性交渉を持ったといわれるオランダ人少年は、その後オランダに出国、大学に通っているという。
一方、今月8日には、アルバでの捜査のもたつきに業を煮やしたライリー・アラバマ州知事が、母親のベスさんとともににテレビで「米国人はアルバへの旅行をボイコットしよう」と呼び掛け、大きなニュースになった。これには米国の観光客に依存しているアルバのオベドル首相も激怒、米国務省に苦情を申し入れている。
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