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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2005年12月02日06時32分掲載
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大木の幹が「貯水槽」 スーダンの乾燥地に伝わる住民の知恵
スーダン西部の水源の乏しい乾燥地帯に水をためておける住民の知恵があるという。アルジャジーラ・ネット(アラビア語電子版)はこのほど、イマード・アブドルハーディー特派員がハルツーム(スーダン)から伝えたルポを掲載した。(日刊ベリタ=齊藤力二朗)
十分な飲用の水源が無いコルドファーン地方のダール・ハムルに住むアラブ系部族は、新しい水源を思いついた。なんと、秋に降る雨を、樹齢200年を超えるものもあるティブリディー(訳注、写真参照)の幹のくぼみにためる方法だ。
ティブリディーは背が高い巨木で、樹齢はだれにも分からぬほど長い。また、ティブリディーがある国は世界でも多くない。そのくぼみ1本で40−100樽分の水をためられる。
「アル・グブシャ」と名付けたティブリディーを所有するムラード・ムハンマド・イーダームさんは、「どのくらいの時間をかけてティブリディーのくぼみが出来たかを知る者はいないが、バケツを出し入れしやすいようにくぼみの入り口を広げる方法を知っている者はいる」と語る。
ムラードさんはアルジャジーラ・ネットに対し、「人々はこの木を祖父から父へと代々受け継ぎ、管理権は木の世話をし愛育し、くぼみの中と根元の掃除を行う者に与えられる」と語った。
「ティブリディーは近辺より低い場所にしか育たないので、降雨後には根元の周りに四方から水が集まる。この木のある低地が水で満たされると、所有者同士が協力して皮革やプラスチック製のバケツに水を満たす」
イスマーイールさんはアルジャジーラ・ネットに、「木のくぼみに水がたまった当初は泥が混じって濁っているが、数日経つと澄んで臭いも色もなくなる」と語った。
空洞のある木は秋が終わると葉を落とすが、空洞の無い木は冬の間も常緑だ。地域の住民はこのことを不思議がり、神のなせる奇跡だと考えている。
『ティブリディーの効用』 ティブリディーの実はカンクリーズという名のジュースにされ、内臓疾患の治療にも利用される。初秋のその葉は病気の一部に効用があると考えられ、食用に供される。
(メモ)ティブリディー ゼニアオイ類の植物。熱い国で生育し、樹齢は長い。幹と根は大変大きい。幹の直径は8メートル、周囲は24メートルに達する。花は大きい。実は卵形でオレンジほどの大きさ。種は食べられ、少し酸味がある。
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