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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年01月17日01時36分掲載
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街中に危険な“落とし穴”? マンホールのふたの窃盗多発
南米コロンビアの首都ボゴタの中を歩いて、外国人が驚くのが、車道や歩道に敷設されているマンホールのふたがなくなっていることだ。ふたがないので、注意をしていないと“落とし穴”に落ちる危険性がある。鉄製のマンホールのふたは、スクラップに出せば、換金できるため、これを狙った窃盗が後を絶たないのが原因だ。下水道管理者も盗まれるとわかっているため、なかなか補充しようとしない。しかし、最近、ふたのない放置マンホールに子どもが落下し、死亡する事故が起き、波紋を広げている。(ベリタ通信=江口惇)
コロンビアの日刊紙エル・ティエンポ(電子版)によると、05年12月25日、ボゴタ市内のパティオ・ボニトに住む祖母の所にきていたホルダン・パエスちゃん(6つ)が、親戚の子どもたちと一緒に外で遊んでいる最中、ふたのないマンホールの中に落下した。
マンホールの口の周りは雑草が茂っていたため、パエスちゃんは気がつかなかったようだ。マンホールは7メートルの深さがあった。一緒にいた子どもたちが直ちに近所の人たちに救出を要請した。
駆けつけた人たちが、現場のマンホールの上からのぞいたが、にごった下水がながれているだけで子どもの姿はなかった。間もなくこの現場から160メートル離れた下流にあるマンホールに人が入って捜索した結果、パエスちゃんの遺体を発見した。
事故の後、近所のある人は、これまでに当局に対し、マンホールのふたを補充を要請する電話を5回もかけていたが、反応がなかったことを明らかにした。パエスちゃんの親類の人は、危険なわなが仕掛けられているのと同じだと批判している。
ボゴタ市では、長年マンホールのふたがなくなっているのを多くの人が気付いていたが、「しょうがない」といった感じで、見過ごしてきた。しかし、パエスちゃんの事故をきっかけに、新聞などにその危険性を指摘する投書などが相次いでいる。
投書を読む限り、市内のあちこちでふたのないマンホールが多数放置されていることがわかる。ボゴタの街を歩いて気付くのは、ふたがないことを警告する標示もない所が多いことだ。これでは、遠目からはまるで丸い影があるようにしか見えず、危険がいっぱいだ。
下水道管理者EAABによると、最近の統計では、年間約8000のマンホールのふたが盗難に遭っている。補充しても盗まれるため、経費増が深刻だ。EAABは05年12月に27のマンホールのふたを補充したが、2日間で19個が盗まれた。
エル・ティエンポ紙は、マンホールのふたがないとの市民からの苦情があれば、48時間以内に補充すべきだと指摘。また同紙によると、ある市民は、当局に電子メールで近所のマンホールのふたがないと連絡。さらに電話でも補充を要請した。しかし、当局は、補充する在庫がないなどの理由で、1年経っても補充していないという。
EAABでは、マンホール窃盗への対策として、ことしから鉄製のふたに変えて、合成樹脂を使った新しいふたを導入する計画。この新型ふたは、パエスちゃんが事故に遭った場所などに優先的に使用されるという。
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