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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年01月17日15時30分掲載
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“インターネット不倫”にご用心 簡単に知り合える時代の功罪
インターネットの普及で、夫婦の危機が一段と増しているという。ネットの世界をめぐり今、“インターネット不倫”を警告する記事が、米国でも多く掲載されている。チャットルームや、恋人、浮気相手を探すウェブサイトなどに、マウスのクリック一つで簡単にアクセスできる時代。そうした中で、男性や女性が、伴侶以外の相手とネットで知り合い、秘密のネット会話を続けていくうちに、本物の不倫に発展、最終的に離婚に至るケースもあるという。(ベリタ通信=エレナ吉村)
最近のメディアは、ネット不倫を「バーチャル(仮想)不倫」とか「E情事」、「サイバー情事」などと、いろいろ呼んでいる。
ネット不倫と言っても、当初はオンライン上で知り合うため、必ずしも性的な関係は必要としない。「仮想恋愛」の形で終わる人もいる。しかし、お互いの会話の内容は、時としてかなりきわどいもになることが多いという。
米コロンビア・ニュースによると、男性に比べ、女性は恋愛に関して情緒的な面が強いため、ネット上で秘密のロマンチックな会話を交わして、仲を深めていくネット不倫に傾きやすいとされる。
識者たちは、多くのデート相手探しのサイトでは、写真のほか、個人のプロフィールも紹介され、まるで個人の公開宣伝の場になっていると述べている。こうしたサイトは、親密さを強調しており、これも女性らがネット不倫に入り込むのを容易にしている一因とされる。
オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド(電子版)によると、米カリフォルニア州に住む23歳の女性は、チャットルームで知り合ったニュージーランドの男性と恋に落ち、ある日、その男性の元に走ってしまった。
またある女性は、夫が、毎晩多くの時間をコンピューターに費やすのを不信に思い、コンピューターに交信内容を追跡するソフトを密かにインストール。調べた結果、夫が複数の女性とネット上で、愛の言葉を交わしているのを発見した。
識者たちは、男性や女性が一緒に住んでいる場合、相手がコンピューターのある部屋にこもったりして、お互いの会話が途切れたりすることは、危険な兆候だと指摘している。
作家ゲリー・ニューマン氏は、ネット不倫に関する自著の中で、結婚生活9年の夫が、ネット上で女性と知り合い、仮想不倫に耽ったことを紹介している。
夫はそれまで妻以外の女性は知らなかったという。夫はネット上の“恋人”と毎晩のように会話を続けた。これは数カ月続き、離婚の瀬戸際まで追い込まれたという。
米フロリダ大学の研究員ベアトリス・マイルハム氏は3年前、英BBC放送に対し、「バーチャル不倫は、手軽に行なうことができるため、男女が自分たちの伴侶を簡単に騙せるのが特徴だ」と指摘。
また「インターネットは近い将来、不倫を行なう最も身近な手段になるだろう」と予想していた。
一方、結婚・家族セラピー米国連合の最新の調査では、米国人の既婚男性の25%、既婚女性の15%が、性的な不倫をしたことがあると答えている。この数字に、ネット不倫のような、性的関係を伴わない不倫に耽った数を含めると、男女ともそれぞれ20%ずつ増えるという。
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