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2006年02月07日12時33分掲載
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27人殺害の「連続殺人鬼」が容疑否認、カナダ犯罪史上最悪の事件
カナダ犯罪史上、最悪の連続殺人鬼といわれたロバート・ピクトン被告(56)に対する裁判(手続き)が、ブリティッシュコロンビア州のウエストミンスター裁判所で今月30日から始った。同被告は売春婦27人を殺害した容疑で殺人罪に問われている。同日の罪状認否では、容疑をすべて否定した。同被告は、郊外で養豚や肉の販売などの仕事をしていたが、敷地内から多数の遺骸が発見されたため、販売した肉に人肉が混入していた疑いももたれていた。(ベリタ通信=有馬洋行)
各種報道を総合すると、ピクトン被告が逮捕されたのは2002年2月。同被告は、1995年から2002年にかけて、ブリティッシュコロンビア州の都市バンクーバーの東の郊外にあるダウンタウン・イーストサイド地区で働く売春婦27人を次々と殺害した。
死体や身の回り品は、養豚農場の敷地内に埋めたとされる。警察や鑑識係が02年11月、農場敷地を掘り起こし、被害者数より多い31人の遺骸や身の回り品を発見している。このため当時の保健当局は、ピクトン被告が販売した肉に、被害者の者が混じっていた可能性があると警告していた。
ダウンタウン・イーストサイド地区は貧しい階層が多く、カナダで最も開発の遅れた地区とされる。麻薬密売業者や売春婦がたむろし、治安もよくないという。 同地区では80年代から売春婦らが行方不明になる事件が発生、その数は60人以上に達している。
▽被告は否認
バンクーバー警察や州検察当局は1999年に有力情報の提供者には、10万ドル(約1100万円)の賞金を出すとして捜査への協力を呼びかける一方、米国の人気犯人追跡番組「全国指名手配」を通じ公開捜査を行なったが、ほとんど反応はなかった。
警察では、被害者が売春婦で、麻薬常習者が多いことから、その後の捜査にはあまり本腰を入れなかった。しかし、2001年に事件を放置している行政や警察当局に市民から不満の声があがり、警察は特別捜査班を結成。一時は100人の警官や鑑識係を動員して犯人の行方を追った。その結果、02年に養豚などを行なっているピクトン被告を犯人と断定、農場で逮捕した。
ピクトン被告は当初、15人の殺害容疑に問われたが、2005年5月に12人の殺害容疑が加わった。同被告によって殺害されたとみられる最初の女性は、1983年7月に行方不明になったレベッカ・グノさんという。
カナダの過去最悪の連続殺人鬼は子ども11人を殺害し、1982年に有罪を求めたクリフォード・ネルソンとされる。
30日の認否には、厳重な警備の中、多数の報道陣が詰め掛けた。また裁判所の外には、遺族や支援組織の関係者が集まり、太鼓などを鳴らして速やかな真相究明を訴えた。カナダ・プレスによると、義理の娘を殺害されたという女性は「逮捕から4年も経過している。早く終わりにしてほしい」と述べ、裁判の遅れに苛立ちの声を上げた。
法廷では、被害者27人の名前が呼び上げられ、ピクトン被告が一人一人について認否を行なったため、かなりの時間がかかった。同被告は26人について容疑を否認。残る一人は、「身元不明者」として名前が読み上げられなかったため、同被告は答えようにも答えられず、沈黙。このため裁判所の判断で、これも容疑を否認したものとみなされた。
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