・読者登録
・団体購読のご案内
・「編集委員会会員」を募集
橋本勝21世紀風刺絵日記
記事スタイル
・コラム
・みる・よむ・きく
・インタビュー
・解説
・こぼれ話
特集
・アジア
・農と食
・人権/反差別/司法
・国際
・イスラエル/パレスチナ
・入管
・地域
・文化
・欧州
・市民活動
・検証・メディア
・核・原子力
・環境
・難民
・中東
提携・契約メディア
・AIニュース


・司法
・マニラ新聞

・TUP速報



・じゃかるた新聞
・Agence Global
・Japan Focus

・Foreign Policy In Focus
・星日報
Time Line
・2025年04月04日
・2025年04月01日
・2025年03月31日
・2025年03月30日
・2025年03月29日
・2025年03月28日
・2025年03月27日
・2025年03月26日
・2025年03月23日
・2025年03月22日
|
|
2006年02月15日15時16分掲載
無料記事
印刷用
小犬の腹にヘロイン縫い込む コロンビア麻薬組織を摘発
南米コロンビアから子犬の腹などに麻薬を詰めて米国に密輸しようとしていた一味がこれまでに、米国とコロンビアの合同捜査で摘発された。これまで人がコンドームなどの中に隠された麻薬を飲み込み、米国に持ち込む手口は知られているが、可愛らしい小犬を使ったケースは例がないという。いろいろ悪知恵を働かせて、麻薬を米国に運び込もうとする麻薬組織と、これを水際で阻止しようとする米麻薬取締当局とのいたちごっこが、終わる気配をみせていない。(ベリタ通信=エレナ吉村)
今回の一連の麻薬捜査では、米国とコロンビアで計30人以上が逮捕された。この捜査の過程で、コロンビア当局は昨年、小犬のお腹を切開し、液体状のヘロインの入った袋を中に縫い込み、米国に持ち込もうとしていた計画を摘発した。
捜索を受けたメディジンの農場では、ラブラドルレトリーバーなどの小犬10匹が発見された。うち6匹は既に手術を終え、縫合の跡がみつかった。残る4匹は、まだ縫い込み手術を受けていなかった。手術を終えていた6匹のうち、3匹はその後、手術による感染症で死んでいる。
この手術を行なったのは、コロンビア人の獣医アンドレス・ロペス・エロレスで、現在スペインに逃走中という。各種報道では、小犬には一匹当たり1ポンド(約0・45キロ)のヘロインが縫い込まれていた。6匹が手術を受けたので、約3キロを米国に密輸しようとしていた計算になる。
米麻薬取締局では、“ヘロイン犬”が米国に持ち込まれた形跡はないとしている。しかし、愛くるしい小犬が、腹を切り裂かれ、麻薬を縫い込まれるという手口に憤りを隠せない。「無邪気な小犬をこのように扱うのは、言語道断だ」とあるベテラン捜査官は話している。
コロンビアは麻薬大国として知られ、地下経済が深く根を下ろしている。麻薬取引で膨大な利益が麻薬組織に転がり込んでいるといわれる。麻薬販売のお得意様は、米国だ。このため麻薬をニューヨークなどの東部に送り込むために、麻薬組織はあの手この手を使っている。
手口は、大人や子どもに袋に入った麻薬を飲み込ませ、お腹に入れた状態で米国の税関を通り抜け、密輸するやり方だ。女性の臀部に麻薬袋を縫い込んで持ち込んだケースもある。このほか、古典的なやり方として、スーツケースの裏側に麻薬袋を縫いつけ、持ち込む方法がある。
人がお腹に麻薬を入れて持ち込んだ場合、途中で袋が破裂する事故も起きており、成功する率は必ずしも高くないといわれる。しかし、一度でも成功すれば、麻薬の末端価格が高いため、十分にペイするともいわれる。
仮に“ヘロイン犬”が、米国に持ち込まれた場合は、米在住のコロンビア人らが、腹を開き、麻薬を取り出す予定だったとされる。ヘロインを再び粉末にし、売りさばく計画だった。米麻薬取締局では、小犬を使った新種の手口に警戒するよう係官に注意を促している。
一方、コロンビア警察当局によって昨年救出された小犬たちのうち一部は、その後警察官の家族などの引き取られた。腹部から麻薬を除去するため数回の手術を受けた小犬もいる。
ドイツ原産のロットワイラー犬の場合は、その後小犬を生み、面倒を見ている警察官が、麻薬捜索犬として訓練しているという。
|
転載について
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。
|
|





|