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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年04月14日12時04分掲載
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誘拐され軟禁中のアジトから自力脱出 米国境のティファナ市で
米国国境に近いメキシコのティファナ市で6日、韓国系米国人の会社幹部が武装グループに誘拐される事件が起きた。しかし、この米国人は翌7日に、自力で犯人側のアジトから拳銃を奪って脱出に成功、無事保護された。自力で逃げ出し保護されるというのは、誘拐事件では珍しいケースという。ティファナでは1996年に現地に進出していた日系企業の日本人社長が誘拐されて以来、外国人を標的にした誘拐は影を潜めていただけに、韓国系米国人の誘拐直後は、ティファナ進出企業の間に不安と動揺が広がっていた。(ベリタ通信=江口惇)
米紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューンなどによると、この幹部は米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊に住むヨン・ハク・キムさん(53)。6日朝、韓国製の黒のSUVを運転して、両国国境を越え、ティファナに入った後、同日午前7時ごろ、数人の武装グループに車の停車を命じられた。
犯人たちは、キムさんに銃口を突きつけ、犯人たちが乗ってきた白の車に乗るよう命じた。キムさんに目隠しをし、手も縛られた。車の中には男2人、女一人が乗っていたという。その後、小さな家の一室に監禁された。
翌7日朝、詳しい状況は不明だが、見張りの数が少なくなった機会をつかみ、犯人側から拳銃を奪取。逆に犯人たちをカギをかけて部屋に閉じ込めた後、外に飛び出した。この様子を近所の人が目撃し、警察に通報。その後キムさんは警察と共に犯人側のアジトに戻ったが、既にもぬけの殻だった。
しかし、ティファナ市の属するバハカリフォルニア州の当局者は同日中に、逃げていた容疑者5人を拘束したと発表している。
キムさんは、ティファナ東部の産業団地に進出している重機器リース会社「アメックス・マニュファクチャリング」の重役。米国籍だが韓国出身のため、ロサンゼルスの韓国領事館も事件解決に最大限の協力をすると話していた。
■麻薬に次ぐ「誘拐ビジネス」
ティファナでは、メキシコ人の富裕層や、その家族を狙った誘拐事件が多発している。目的は身代金だ。家族は警察に捜査を依頼するよりも、身代金を払って解決を図ることが多いため、誘拐事件が後を絶たない。犯人たちは高度に組織化されており、誘拐は麻薬に次いで、利益の上がる“ビジネス”の一つになっている。
しかし、外国人誘拐は、国際的な関心を呼ぶため、犯人グループも外国人を誘拐するのを避ける傾向にあった。96年にティファナで金野衛サンヨー・ビデオ・コンポーネンツ社長が誘拐される事件が起きて以来、外国人ビジネスマンらを標的にした大きな誘拐事件は起きていなかった。
金野さんの場合は、身代金200万ドル(約2億3000万円)を払い、誘拐から9日後に無事解放されている。
ティファナは米国国境に近いため、労賃の安さに引かれて、多くの海外企業が、「マキラドーラ」と呼ばれる産業団地に進出し、輸出用の製品組み立てなどを行っている。大手の進出企業は、幹部が誘拐される事態を想定して、多くが「誘拐保険」に加入しているという。
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