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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年04月30日05時03分掲載
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米で増える「動くホームレス」たち 仕事はあるも収入低く車に寝泊り
米国で“動くホームレス”と呼ばれる一群が増え続けているという。ホームレスとは路上で暮らす人々を指すが、“動くホームレス”とは、住む家やアパートはないものの、車を所有しているためフリーウェーの無料休憩所や橋の下、住宅街の路上に駐車し、寝泊りしている人々のことをいう。一般的なホームレスと違い、車という生活手段を持っているため、日中は仕事をしている点が大きく異なる。しかし、給料が安いため、高いアパート代などの生活費を浮かすために、車に寝泊りするしか方法がないという。(ベリタ通信=江口惇)
米カリフォルニア州南部のユカイパ出身のリッキー・ホレイさん(19)もその一人。日中は近くのカジノでウェイターとして夜11時から朝の7時まで働いている。しかし、住む家がないので、フリーウェーの無料休憩所や住宅街の路上を点々と移動し、2カ月以上も外で寝泊りをしている。
「恥ずかしいけど、車と自分の衣類以外は何も持っていないので」とホレイさんは、米紙プレス・エンタープライズの取材に語っている。
妻と大喧嘩し、2005年3月の警察に逮捕されたのを契機に、以後友人宅などを点々とした。しかし、長期滞在は友人から歓迎されず、ユカイパの実母のアパートにも転がり込んだ。実母のアパートは寝室が一つだけと狭いため、路上生活を強いられるようになった。
現在の週給は600ドル。車のローンなどを払うと、残りはわずかになる。アパートは一カ月家賃が1000ドルはするので、車に寝泊りすればかなりの費用が浮く。カジノの職場の同僚は、ホレイさんが車に寝泊りしていることは知らない。
“動くホームレス”は、シャワーは、フリーウェーの無料休憩所やファストフード店のトイレットの手洗い場で簡単に済ませる。安いヘルス・クラブの会員券が買えれば、クラブでシャワーを浴びたりする。フリーウェーの無料休憩所には、様々な人々が訪れるため、車を駐車させ、寝泊りするのには、治安上かなりの危険性がある。
■行政が実態把握の動きも
路上駐車に関しては、市ごとに対応が異なるが、フリーウェーの無料休憩所の場合、8時間以上の駐車を禁じているところもある。また住宅街で路上駐車を72時間以上続けると罰則を受ける恐れもある。
全米では一般のホームレスは300万人いると推定されているが、車を持ち、移動を続けるホームレスの実態はあまりよくわかっていない。
このためオレゴン州ユージーンでは、市の敷地を、車を持ったホームレスに開放し、ソーシャル・ワーカーを派遣して、実態把握に乗り出している。全米の自治体の中でも初の試みという。
しかし、他の自治体の中には、車での寝泊りをあまり歓迎していないところもある。リバーサイド郡のホームレス対策の担当者は、車はスペースとして寝泊りするのは狭すぎるとし、また衛生上も問題があるとしている。
一方、2005年8月末に米南部を襲った超大型ハリケーン「カトリーナ」で家を失った人々の中にも、モーターホームと呼ばれる居住兼用のトラックで各地を点々としている人がいるという。
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