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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年05月22日18時12分掲載
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ガソリンの抜き取りに自衛手段 米国で鍵付き給油キャップが人気
ガソリンが高騰している米国で、車から燃料を盗み取る事件が相次いでいるが、これを防止しようと、昔懐かしい鍵付きの給油キャップがよく売れているという。ガソリンを抜き取る事件は、不況期や中東の石油危機などでガソリン価格が急騰した時に多発しており、今回も同じようなパターンをたどっている。現在ガソリン価格は1ガロン(約3・8リットル)=3ドル(約333円)程度だが、これが夏場に向けて4ドル程度までに値上がりする可能性もあるだけに、不心得者による窃盗事件が今後も増えると予想されている。(ベリタ通信=有馬洋行)
今回のガソリン価格上昇は、中東情勢の不安定化や、中国やインドの石油需要の高さ、それにナイジェリアの政情不安などが原因とされている。1ガロン=2ドル程度に慣れていた米国のドライバーにとっては、長距離を走る人ほど、燃料費が大きな負担になる。
ガソリン価格が高止まりするようになってから、駐車中の車から深夜、燃料が盗み取られる事件が多発している。
米メディアによると、カリフォルニア州ビューモントのベニー・ロペスさんは、最近2回にわたって、駐車中の米国製トラックからガソリンを抜き取られた。一回につき、10ガロン盗まれた勘定だという。
トラックにはアラーム装置はつけていなかった。夜中に猫か何かがトラックのアラームを作動しては近所迷惑になるとの配慮からだった。しかし、立て続けに燃料の抜き取りを受け、何らかの自衛手段を講じる考えだ。
その自衛手段として人気を呼んでいるのが、鍵のかかる給油キャップ。給油口からホースを通して、燃料を吸い上げるのを阻止するのが目的だ。値段は15ドル程度で街の自動車部品店で販売している。
カリフォルニア州に500店舗を持つ部品チェーンでは、4月に比べ、鍵付き給油キャップの売れ行きが20〜40%伸びている。
鍵付きの給油キャップが初めてお目見えしたのは、1932年という。ニューヨークの株式市場の暴落を契機に起きた1929年の大恐慌の後、ガソリンの抜き取りが横行したため、インディアナ州の会社が製造した。
その後長らく忘れ去られていたが、1973年に再び脚光を浴びた。同年起きた第4次中東戦争で、イスラエルを支援した米政権に抗議し、石油輸出機構(OPEC)が米国への原油輸出を停止。
これを契機に米国内で原油パニックが起き、ガソリンスタンドに長蛇の列ができた。ガソリンの抜き取り事件も多発し、鍵付き給油キャップが飛ぶように売れた。
ドナ・クリストさんは当時、車から一滴残らず燃料を抜き取られた苦い経験をしている。このため今回のガソリン高騰を知るや否や、真っ先にしたのは鍵付き給油キャップの購入だっという。
鍵付き給油キャップは、2005年8月に米南部のニューオリンズなどを襲ったハリケーン被害の時にもよく売れたという。
一方、ガソリンの抜き取り事件以外にも、ガソリン給油所で深夜、料金を払わずに逃げる悪質ドライバーも目立っている。またカリフォルニア州のある空港では、数年間のガソリン高騰の際、航空用燃料が盗まれたことがあるため、夜中も警備員が警戒に当たっている。
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