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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年05月27日00時21分掲載
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子育て放棄し母親が赤ん坊をゴミ箱に 米各州で相次ぐ
最近、母親が生んだばかりの赤ん坊を扱いに困ってゴミ箱に捨てたり、病院に赤ん坊を置き去りにするなどの事件が、米国の各州で相次いで起きている。ゴミ箱に長時間放置された赤ん坊が死亡したり、脳に障害を起こす悲惨な事態も起きている。無事保護された赤ん坊のその後の人生は、母親が刑務所に入ったりするために、養子に出されることが多い。一方、フロリダ州では、17年前にゴミ箱に捨てられた子どもが、その後母親と再会し、親子の絆を深めたとの話が話題を呼んでいる。(ベリタ通信=江口惇)
ことし4月以降だけでも、フロリダ、マサチューセッツ、ユタ、カリフォルニア各州から、赤ん坊の受難を伝える報道が相次いでいる。
マサチューセッツ州では4月に、26歳の母親アマンダ・ハリスが、男の赤ん坊をプラスチック袋に入れ、ゴミ箱の捨てた。赤ん坊は運良く発見されたが、体温は、摂氏29度までに下がっていた。このため脳に障害が残り、その後発作などの障害が起きた。アマンダは殺人未遂で起訴された。
フロリダ州では、メキシコ出身のヒスパニック(中南米系)のブランカ・モラレス(28)が、生後2週間の男の赤ん坊を、コインランドリーの前に置き去りにした。コインランドリーの立ち回りに来た女性警官が偶然発見した。ブランカはその後警察に自首した。ブランカは不法移民だという。
ユタ州でも、妊娠中のドロシー・モラン(28)が、盗んだ運転免許証を使い名前を詐称して病院に入院。こどもを生んだ後、病院から逃げ出している。
5月に入り、フロリダ、カリフォルニア州で赤ん坊がゴミ箱に捨てられ、死亡する事件が起きた。フロリダ州では、女の赤ん坊がゴミ箱から発見されたが、既に死亡していた。白いトラックに乗った30歳代の女性が容疑者とみられている。
カリフォルニア州ビスタでは、エディス・レデマス(24)が、ソウシャル・ワーカーに、病院に来る前に子どもが生まれたが、その子をプラスチックの袋に入れて公園近くに捨てたと打ち明けた。警察がヘリを出動させ、捜索に当たったが、結局遺体が見つかったのは、エディスの自宅前の大型の金属性ゴミ箱の中だった。
一方、フロリダ州では、17年前にゴミ箱の捨てられたラスティー・レイモンド君(17)が、自らの数奇な過去を語っている。
母親は、生後間もないラスティー君をVCRの箱に入れ、ゴミ箱に捨てた。たまたま11歳の少年が通りかかり、ゴミ箱の中から泣き声を挙げるラスティー君を見つけた。
当時、ゴミ箱の中から突然現われたので、それをもじって「ジャック・イン・ザ・ボックス・ベービー」としてマスコミの話題を集めた。「ジャック・イン・ザ・ボックス」は「人形の入ったびっくり箱」の意。
「あの時、発見されていなければ、僕は今頃、ここにいなかった」と話す。母親は逮捕され、刑務所に。ラスティー君は、父方の祖父母が親代わりになって育てられた。現在は高専で学んでいる。
祖父母は、過去の話を隠していたが、ある日、ラスティー君は、事情を知る子どもたちから、過去を聞かされ、泣いたという。しかし、17年経った今、母親は許す気持ちになっている。刑期を終えている母親とは一週間に少なくとも一回程度は会う。しかし、過去のことを話すのはまれだ。それでも二人には強い絆が生まれているという。
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