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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年06月01日18時27分掲載
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性犯罪常習者の完全な矯正は可能か、米カリフォルニア州の試み
性犯罪常習者を社会復帰させるのはかなりの経費と時間がかかるようだ。米カリフォルニア州では、過去10年間にわたってレイプや幼児への性的虐待を繰り返した常習者たちを、州立の病院に入れ、特別の治療プログラムを実施している。しかし、性犯罪を常習的に犯す者の心の深層にまで立ち入って、医学的に完全に矯正するのは、難しいという。(ベリタ通信=有馬洋行)
米紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューンによると、同州中部にあるアタスカデロ病院 では、性犯罪常習者たちが、専門の医療スタッフの下で、更生のための集中治療を受けている。病院は厳重に警備され、周囲には有刺鉄線が張られている。
治療プログラムは、グループ・セラピーなどを活用し、受刑者自らが、自分たちが犯してきた性犯罪を悔い、人間的に立ち直ることを目的にしている。受刑者に日記を書かせたり、自らの犯罪行動のパターンを描写させることも行っている。
一連の治療にかかる費用は一人当たり年間10万ドル。完全に矯正される割合は、100人中1人という。また性犯罪者の大半は男性である。
同病院の精神科医ガブリエル・パラディノ氏は「性犯罪とは、根が深い行動で、それを(受刑者から)根絶するのは、極めて困難だ」と話す。しかし、効果がどの程度上がっているかの判断が難しくても、医療スタッフは、やるだけの価値はあるとみている。
受刑者のアーロン・ウィーラー(45)は、子どもへの性的行為で刑務所で7年間生活した後、アタスカデロ病院に送られた。
ウィーラーは、女の子が遊んでいるのをみると、その子どもが自分を刺激していると考える病的傾向があった。セラピー治療の結果、そうした考えは「認知上のゆがみ」だと理解するようになったという。釈放されても子どもにもう危害を加えることはないと考えている。
▼薬物投与治療も
受刑者のポール・ジョージ(55)は、子どもへのわいせつ行為で16年間刑務所に暮らしていたが、その後アタスカデロ病院に送られた。
子どもたちへのわいせつ行為については「彼らが楽しんでいると思った。もし、子どもたちが“ノー”と言っても、何とか従うようにあしらった」と語っている。病院での治療を受け、自ら行為に罪悪感などをおぼえたという。
一方、地域社会は、性犯罪の前歴者が釈放後、近くに住むのを警戒している。これまでも性犯罪の前歴者が、身近な場所に移り住むことに対し、住民から反発の声が挙がっている。
前歴者は、出所に際し、矯正施設のそばの公有地に設置されたトレーラー住宅に住むよう命じられることもある。小学校や公園など、子どもが集まる場所への立ち入りも制限されている。こうした措置は、地域社会への不安を少しでも和らげることを目指したものだ。
銃で脅して男性ヒッチハイカーに性的行為を強要した罪で服役中のダグラス・バッジャー(63)は、病院での治療後、自らの性的空想を抑えることを学んだと語った。
医師たちは、受刑者の性衝動を抑えるため薬物などを投与している。こうした者たちは、釈放後も薬などの服用を続ける必要があるという。
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