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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年06月03日02時32分掲載
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元女性陪審員が死刑囚のペンパルに 心の闇を知りたいと
4年前、米カリフォルニア州で起きた身重の若妻殺人事件。妻と胎児のダブル殺人として、米メディアで大きく報じられた。犯人は夫で、既に死刑判決を受けている。しかし、殺害の動機が今一はっきりせず、依然謎の多い事件の一つになっている。こうした謎を解こうと、この事件の審理に加わった陪審員団の一人の女性が、死刑の判決後、刑務所に収容されている、この夫の「ペンパル(文通友だち)」になっていたことがこのほど、明らかになった。(ベリタ通信=有馬洋行)
元陪審員のリッシェル・ナイスさん(36)が、米芸能情報誌「ピープル」最新号の中で語った。これとは別に、ナイスさんは他の陪審員らととともに、評決まで裏話を描いた本を今秋に出版する予定という。
若妻殺人事件は2002年12月に起きた。クリスマス・イブの当日、カリフォルニア州モデストに住む妊娠8カ月のレイシー・ピーターソンさん(当時27歳)が突然行方不明になった。この事件は直ちにメディアの関心を呼び、全国ニュースになった。
夫のスコット・ピーターソン(33)は当初、マスコミの前で失意の夫を演じたが、間もなく、警察は有力容疑者としてマーク。翌年4月にサンフランシスコ湾で腐敗した胎児と妻の遺体が発見され、その数日後ピーターソンは殺人の疑いで逮捕された。
2004年6月に裁判がスタート。ピーターソンは終始殺害を否認した。この事件は、収容された遺体の腐敗が激しく、死因が特定できないなど、物証の乏しいのが特徴だった。
しかし同年12月に、陪審員は死刑相当とする有罪の評決を下した。有罪の決め手となったのは、ピーターソンのガールフレンドだったアンバー・フレイさんの証言。ピーターソンは身重の妻が失踪した後も、フレイさんに連絡を取るなど、陪審員の心証を悪くした。
陪審員制度とは、市民が裁判に参加し有罪か無罪の評決を下すもので、米国では国民の義務になっている。12人で構成され、通常、運転免許証所持者の中から無作為で選出される。
裁判所は有罪の評決を受け、05年3月死刑を宣告した。その5カ月後の8月からナイスさんとの文通が始ったという。
ナイスさんが送ったのは17通で、ピーターソンからの返信は時候の葉書を含め計9通。文通は今でも続いているという。
ナイスさんは陪審員の一人として参加した苦労を書き綴って手紙を送った。ピーターソン自らが、文通の中で、殺害を告白するのではとの希望もあったという。
1カ月後に最初の返事が来た。その後の一連の文通の中で、ピーターソンは終始無罪を主張しているという。
一方、ナイスさんら7人の元陪審員らが出版する本は、「ピーターソンの運命を決めた陪審」(仮訳)と題され、10月に出版される。一部の間で、物証がない中で、ピーターソンが有罪になったのは、陪審員団が周囲の圧力に屈したためとの批判がある。本は、これに反論する内容になるという。
これに対し、ピーターソンの関係者は、ナイスさんは、文通の中で、本を出版することなどを告げていないと指摘している。
ピーターソンは、事件発生から逮捕まで、4カ月以上もテレビに頻繁に登場したお蔭で、別の意味で“人気者”になった。刑務所に収容されてからも、ピーターソン・ファンからの手紙や、結婚の申し込みが続いているという。
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