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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年08月16日14時38分掲載
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カトリーナ大災害
「カトリーナ・ベービー」出産ラッシュ ニューオリンズ市復興の象徴に
昨年8月に米南部に壊滅的な被害を与えた超大型ハリケーン「カトリーナ」から1年が経つが、市内の堤防が決壊し、水浸しになったルイジアナ州ニューオーリンズでは、引き続き“カトリーナ・べービー”の出産ラッシュが続いている。“カトリーナ・ベービー”とは、ハリケーン直後に妊娠し、産声を上げた赤ん坊を指す。市内は依然本格復旧には程遠いが、赤ん坊の出産ラッシュは、市を再生しようとする市民の願いと気持ちがぴったり合うとして、歓迎する声が大きい。(ベリタ通信=江口惇)
「カトリーナ・ベービー」とは、カトリーナ襲来後、9カ月から12カ月後に生まれる赤ん坊を指し、出産ラッシュは5、6月ごろから始まっている。
ニューオーリンズでは2005年に、女性1000人につき33人の赤ん坊が誕生した。これに対し、ことしは女性1000人につき41人も誕生している。市の人口が、ハリケーンによって半分以下に激減している状況下だけに、出産ラッシュは明るいニュースとして報道されている。
その原因については、様々な意見があるが、代表的なのは二つ。一つはハリケーンに襲われた後、市内で大規模な停電が発生し、人々がベッドに入るしかなす術がなかったため、妊娠が増えたとの見方だ。ニューヨーク市でもかつて、大停電が発生し、その後妊娠する女性が相次いだことがある。米国民の間で語り継がれているエピソードだ。
もう一つは、戦争や大きな自然災害で、市民生活が大きな混乱を受けた後では、人々が家族中心の考え方に傾き、その結果、種の保存という本能から、子作りに精を出すという説だ。
米メディアによると、何人かの男性は、カトリーナ襲来の後停電が起き、テレビやケーブル放送が突然、観られなくなったことで、結果的に妻たちが妊娠してしまったと、正直に告白している。妻たちの多くも予想外の妊娠と話している。
▼避難中の妊娠も
ある夫婦は、ハリケーンの影響で、フロリダに避難している最中に妊娠した。9カ月後に早産の形で女児を出産したが、母親のキム・セビンさん(35)は、「彼女はカトリーナ避難ベービーだ」と冗談めかして語っている。
市内の病院関係者は、出産ブームは8月いっぱい続くと考えている。ある病院は、産科病棟の拡充や、一般医師を産科スタッフに加えるなど、対策に追われている。
病院の看護婦を務めるケリー・ミリガンさん(22)は8月8日に、男児を出産した。ミリガンさんによると、職場の同僚8人が、妊娠あるいは出産しているという。「いたるところで妊娠が花盛り」と語る。
ニューオーリンズは現在、インフラの整備の遅れ、犯罪率の上昇、学校設備の不備など、様々な問題を抱えている。しかし、前述のケビンさん夫妻は、ニューオーリンズにとどまり、子育てをする決意をしている。
子どもたちが将来のニューオーリンズの復興の原動力になると考えているからだ。「不安はいっぱいあるけど、市は再生すると思う。人口を増やすことで市にも貢献できる」と、キムさんは話している。
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