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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年09月07日22時29分掲載
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唯一の黒人上院議員がルーツの旅 ケニアでは大歓迎
米上院の唯一のアフリカ系米国人(黒人)であるバラク・オバマ議員(イリノイ州選出、民主党)がこのほど、父親の出身地であるケニアを訪問し、地元民から熱烈な歓迎を受けた。故郷にあるスラム地区を訪問した際は、70万人の住民らが出迎えた。オバマ議員は「あなたたちすべてが兄弟であり、姉妹だ」とマイクロフォンを抱えて叫ぶと、大きな歓声が上がった。オバマ議員は2004年に初当選した新人上院議員だが、早くも将来の民主党の黒人大統領候補との声がかかっており、米メディアも手厚く報道している。(ベリタ通信=江口惇)
黒人の間で人気のあるのは、パウエル元国務長官、それに最近レバノン戦争で当事者間の調整で苦労したライス国務長官ら。彼らに比して注目されているのがオバマ議員で、ハーバード大学ロースクール(法科大学院)で学んだ俊英だ。
オバマ議員は8月にアフリカ諸国訪問をスタートさせた。アフリカのエイズ撲滅や貧困からの脱却などについて各国で演説しているが、今回の訪問の大きな目的は、父親のルーツであるケニアの訪問。
父親はケニアでは、ヤギの番人をしていたが、奨学金を得て、米国のハワイのに留学した。その後カンザス出身の女性と結婚した。しかし、オバマ議員が5歳のとき、離婚し、父親はケニアに帰国した。同議員はハワイで育った。
1982年父親は交通事故で急死した。父親の親族は現在もケニアの村に依然住んでいる。ここをオバマ議員が訪問したのは、1987年が初めてという。今回は14年ぶりの訪問だ。
前回と違うのは、上院議員になってから初めての訪問ということだ。ケニアの訪問日程は4日間。末は米国の大統領とも言われるだけに、地元民のオバマ議員に対する歓迎ぶりも一段と熱を帯びた形になった。ケニアではどこへ行っても注目の的で、国家元首もしくはスポーツのセレブ(著名人)のような歓待を受けている。
村では、80歳の祖母と強く抱き合った。議員には妻と二人の子どもが同行している。祖母は、子どもたちにあえてうれしいと語った。
オバマ議員は、ケニアの子どもたちが、父親のように、積極的に海外に雄飛していくよう呼びかけた。
また演説で、汚職追放があまり進んでいないキバキ政権を批判し、「汚職との戦いが現代の大きな闘争のひとつ」だと力説した。
しかし、米国がすべて援助の手を差し伸べるとの見方を否定し、自分たちで貧困と紛争から脱却する努力をする必要性を強調した。
村は完全にお祭り気分。木の上に登ってオバマ議員を一目見ようとする住民であふれた。「われわれは、あなたがケニア人であることを誇りに思っている」と書かれたTシャツも販売されていた。
オバマ議員は、小さいときに分かれたため、父親の記憶はあまりないと話している。しかし、「米国から子どもが、父親の墓のところにやってきた」と述べ、これは世代の交代を象徴するものだとし、政治家としての新たな出発をケニアで誓っていた。また妻とともに、公の場でエイズ検査を受けるパフォーマンスも見せた。
(2006/09/04 21:25)
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