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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年10月03日02時14分掲載
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レスビアンの女性消防本部長が職務を逸脱? ミネアポリス市
米ミネソタ州ミネアポリス市の初の女性消防本部長で、自らレスビアンと公言しているボニー・ブレスカチェクさん(43)がことし3月から職務を離れている。理由は、市の女性消防職員との関係のもつれが原因。これまでに性差別や嫌がらせを受けたとして女性消防士3人に訴訟を起こされている。最近、二人とは和解が成立したとされる。しかし、男性中心だった消防の世界で、女性への差別と闘い、消防のトップにまで上り詰めた人物が、自ら女性への差別で評判を落とす皮肉な結果になっている。(ベリタ通信=江口惇)
ブレスカチェクさんは2005年1月、ミネアポリス市の初代消防本部長に就任した。1989年にミネアポリス市の消防士になり、16年かけて職員450人、年間予算4300万ドルを抱える大組織を率いることになった。レスビアンと公言していることも大きな話題になった。
米メディアによると、彼女の功績は、男性の職場だった消防士の世界に、女性を多数送り込んだことだ。自ら女性消防士を支援する組織を創設するなど、精力的に活躍した。消防士になったころは、あからさまな女性への蔑視が蔓延し、嫌がらせも何度か受けたという。しかし、ミネアポリス市は現在、消防士に占める女性の割合が18%に達している。これは全米でも最高の率だという。
しかし、表面的な華やかとは裏腹に、私生活の面では、かなり問題があった。それは女性との関係だった。そのもつれで3件の損害賠償請求を今年に入って相次いで起こされ、休職扱いになる羽目になった。
ブレスカチェクさんは1996年から市の女性消防士のジェニファー・コーネルさんと付き合いを始めた。ブレスカチェクさんには当時既に2歳の娘がいた。この娘は、ある女性と付き合っていた際、人工授精で産んだのだという。
コーネルさんとの関係は2002年まで続いた。この間、二人は99年に同じように人工授精で男の子をつくった。関係が終わった後、二人は子どもの親権で争い、関係は険悪化した。
ブレスカチェクさんは市の別の女性消防士キャサリン・ムレンさんとも一時レスビアンの関係にあった。その後ムレンさんが付き合っていた女性消防士を、ブレスカチェクさんが”恋人“にしたことで、こちらも関係はこじれた。
▼昇進を妨害
コーネルさんとムレンさんはことしは初め、市消防の昇進試験に挑戦、筆記試験にパスしたが、その後昇進試験はキャンセルになった。このため二人は、これはブレスカチェクさんの介入によるもので、昇進で差別を受けたとして提訴した。
最近、この訴訟は和解が成立した。二人の昇進を認める内容だとされる。もう一件の訴訟は、市の女性消防士クリスティーナ・レモンさんが起こした。
訴えによると、1996年、新人消防士のレモンさんに、ブレスカチェクさんが近づき、性的な関係を持ちかけたという。レモンさんは興味がないと断った。しかし、数カ月後、再び呼び出され、関係を迫られたが、逃げ帰った。これに根を持ったブレスカチェクさんは、昇進などで妨害をしたという。
一連の裁判沙汰でブレスカチェクさんの評判はがた落ちになった。彼女を任命したミネアポリス市長も、目下沈黙を保っている。今後の推移は不明だが、雇用差別が専門の弁護士は、部下との関係について配慮が足りなさ過ぎるとの話している。
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