・読者登録
・団体購読のご案内
・「編集委員会会員」を募集
橋本勝21世紀風刺絵日記
記事スタイル
・コラム
・みる・よむ・きく
・インタビュー
・解説
・こぼれ話
特集
・アジア
・農と食
・人権/反差別/司法
・国際
・イスラエル/パレスチナ
・入管
・地域
・文化
・欧州
・市民活動
・検証・メディア
・核・原子力
・環境
・難民
・中東
提携・契約メディア
・AIニュース


・司法
・マニラ新聞

・TUP速報



・じゃかるた新聞
・Agence Global
・Japan Focus

・Foreign Policy In Focus
・星日報
Time Line
・2025年04月01日
・2025年03月31日
・2025年03月30日
・2025年03月29日
・2025年03月28日
・2025年03月27日
・2025年03月26日
・2025年03月23日
・2025年03月22日
・2025年03月21日
|
|
2006年11月07日02時41分掲載
無料記事
印刷用
麻薬の容疑者の現金を強制没収? フロリダの警察
米フロリダ州西部のブラデントン市警が、麻薬容疑などで捕まえた者から、裁判所の許可を得ないままに、現金や車などを数年間にわたって押収・没収していたことが分かり、波紋を呼んでいる。警官は現場で、容疑者が現金などを持っていた場合、財産没収に応じる旨の合意書にサインさせていた。没収した現金などは警察の銀行口座に入れられ、麻薬捜査の装備費などに使っていたという。現在、銀行口座の残高は15万ドル(約1800万円)に達している。地元紙サラソタ・ヘラルドトリビューンがこのほど伝えた。(ベリタ通信=江田信一郎)
同紙によると、市警は没収合意書を独自に作成し、現場で容疑者らから現金などを押収。その後、嫌疑が晴れた場合でも、返還に応じないため、裁判沙汰にもなっている。
最近のケースとしては、7月に強奪事件の容疑者と疑われたディレイン・ジョンソンさん(20)が、たまたま大金を持って現場付近を歩いていたため、全額押収された。
同月26日、強奪事件の通報を受けた警官が、現場付近でジョンソンさんを発見。ポケットが膨らんでいたため、職務質問したところ、現金1万ドルが見つかった。警察は、没収合意書にサインさせた上で、1万ドルを押収した。ジョンソンさんは武器は持っていなかった。しかし、付近にマリファナやコカインの袋が落ちていたため、逮捕された。
8月にジョンソンさんは嫌疑が晴れ、警察に返還を要求したが、警察は応じなかった。このためジョンソンさんは最近、裁判所に対し、1万ドルの返還を求める訴えを起こした。
ジョンソンさんの弁護士は、裁判所の許可を得ていない没収合意書は捜査権の乱用だと批判。また「逮捕自体がいんちきで、警官の方が強盗だ」と話している。
ブラデントン市警が押収・没収しているのは、麻薬などに絡んだ容疑者にほぼ限定されている。ことし8月以降、没収の対象になったのは15人で、没収額は1万2000ドルになっている。
そのうちの一人、ジャニー・ブルークスさん(56)は自宅が警察の捜索を受け、麻薬のほか、車と現金1200ドルを押収された。取り調べの際、パトカーの後部席で、警官から没収合意書へのサインを要求された。その時の雰囲気はサインに応じないと、不利益をこうむることを示唆するような印象だったという。
これに対し、ブラデントン市警のマイケル・ラジロウスキー本部長は、批判に反論している。「もし、麻薬を売る者がいれば、金であれ、車、家であれ、可能であるなら押収する」とし、麻薬で得た資金を、巻き上げるのが狙いであることを強調している。
その上で、最近訴えを起こしたジョンソンさんも、麻薬の密売人だと指摘し、訴追されなかったという理由だけでは、合意書にサインしている以上、金は返還できないと主張。「裁判所が、麻薬で得た金を返還するような決定を出すわけがない」と話している。
しかし、ある大学関係者は、ブラデントン市警の手法について、普通は財産の没収は有罪確定後に行われると述べ、その主張に疑問を投げかけている。
|
転載について
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。
|
|





|