・読者登録
・団体購読のご案内
・「編集委員会会員」を募集
橋本勝21世紀風刺絵日記
記事スタイル
・コラム
・みる・よむ・きく
・インタビュー
・解説
・こぼれ話
特集
・アジア
・農と食
・人権/反差別/司法
・国際
・イスラエル/パレスチナ
・入管
・地域
・文化
・欧州
・市民活動
・検証・メディア
・核・原子力
・環境
・難民
・中東
提携・契約メディア
・AIニュース


・司法
・マニラ新聞

・TUP速報



・じゃかるた新聞
・Agence Global
・Japan Focus

・Foreign Policy In Focus
・星日報
Time Line
・2025年04月01日
・2025年03月31日
・2025年03月30日
・2025年03月29日
・2025年03月28日
・2025年03月27日
・2025年03月26日
・2025年03月23日
・2025年03月22日
・2025年03月21日
|
|
2006年11月14日01時29分掲載
無料記事
印刷用
ロス市警による殴打シーンがネット上に 逮捕時に過剰暴行?
ことし8月、米カリフォルニア州ロサンゼルスに近いハリウッドで、警官に取り押さえられた黒人男性が、警官から数回にわたって殴打されたテープが最近、インターネット上に掲載された。ロサンゼルス市警(LAPD)は15年前に、ロス暴動のきっかけとなった黒人殴打事件の後、暴力の行使に対しては慎重な対応を取る姿勢を打ち出していただけに、各方面に大きな波紋を与えている。(ベリタ通信=江口惇)
米メディアによると、ことし8月11日、パトロール中の二人の警官が、仲間と酒を飲んでいたウィリアム・カーデナス容疑者(24)を発見した。同容疑者は盗品受領の嫌疑がかかっており、警官が声をかけたところ、カーデナス容疑者が突然逃げ出した。
このため警官が追いかけ、同容疑者を路上で押さえ込み、手錠をかけた。同容疑者は拘置所に収容され、現在も保釈になっていないが、今月、逮捕時の模様を撮影したビデオが、ネット上の動画共有サイト「YouTube」に掲載された。
撮影したのは、現場に居合わせた女性の通行人。テープは、約20秒で、警官一人が馬乗りになり、もう一人が首を押さえて手錠をかけようとしていた状況を映し出していた。テープには、容疑者の「息ができない」という声も収録されていた。
問題となったのは、この際、警官が少なくとも、6回にわたって顔にパンチを加えていたことだった。抵抗ができなくなった容疑者らに警官が過剰な暴力を加えることは禁止されているからだ。
LAPDは問題のテープを10月に見ていたが、今月にウエブサイト上で公開されるまで、暴行行為については明らかにしていなかった。テープの公開を受け、米連邦捜査局(FBI)でも調査に乗り出している。
1991年に交通違反で捕まった黒人のロドニー・キング氏が、白人警官らに囲まれ、警棒で殴打される事件があった。この模様がビデオに撮影されていたため、警察の過度の暴力の行使が社会問題になった。翌92年、起訴された警官に無罪評決が出たため、黒人が怒り、ロス暴動に発展した。
▼ロス暴動の教訓は
以後、LAPDでは、過剰な力の行使を控える内部改革を進めてきた。しかし、それから15年経った今になって、再び警官の過剰とも思える暴行のビデオが公開されたことで、実態は何も変わっていないのでは、といぶかる声もあがっている。
米紙ロサンゼルス・タイムズによると、逮捕時の報告書には、容疑者が抵抗したため、2回殴ったと書かれてあった。掲載されたテープでは、少なくとも6回殴打しており、現場にいた警官の報告と矛盾が既に生じている。
LAPDでも、テープの公開を受け、逮捕に問題がなかったかを調べているが、LAPDでは、容疑者が逮捕に抵抗し、手錠をかけられるのを拒否した場合には、相手の行動を制止させるために力の行使を容認している。
このため、カーデナス容疑者が、警官の拘束に対し、どこまで抵抗したか、またその抵抗を抑制するために、警官による顔面へのパンチが妥当なものだったのかが捜査の焦点になりそうだ。
今回の問題について、元LAPD捜査官で犯罪学の教授を務めているデイビッド・クリンジャー氏は、抵抗している容疑者を捕まえる際、警官が殴ったり、警棒で殴ったりすることができなければ、どうやって彼らを捕まえることだできるのかと述べ、警官の行動を過剰に規制にすることには異論を唱えている。
|
転載について
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。
|
|





|