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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年11月15日08時13分掲載
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イラク派遣米兵の質低下顕著に 人格障害兵をレイプ殺人で起訴
イラク戦争で米将兵の死者が増加し続け兵士数が不足する中、米軍がイラクに精神的に不安定な兵士を派遣しているとの批判が再浮上している。2003年3月に始まったイラク戦争は、宗派間の内戦に転化するとの危険性が指摘されており、米国民のイラク戦争への支持率は急速に下落している。これに比例して、米軍は入隊希望者の勧誘に追われ、従来はふるい落とされていた兵士までが採用、派遣されている。最近殺人やレイプの罪で起訴された元陸軍上等兵スティーブン・グリーン被告(21)のケースもその範疇に入るようだ。(ベリタ通信=江口惇)
グリーン被告は3月12日、イラクの首都バグダッド南方のマハムディヤで、仲間の兵士らともに14歳のイラク人少女をレイプすることを共謀。民家に押し入り、まず家族3人を射殺。その後、仲間の3兵士とともに5歳の少女をレイプしたグリーン被告が少女の頭に数発の銃弾を撃ち込み殺害した。
同被告はことし5月、人格障害を理由に軍を除隊した。その後米国に戻ってきていたが、6月に殺人罪などで米連邦捜査局(FBI)に逮捕された。人格障害は、かなり広義の精神疾患とされる。不眠や自殺願望、怒りなどを訴えた兵士が、これまでも人格障害者と認定され除隊されている。
米紙ロサンゼルス・タイムズによると、同被告は米軍への入隊が認められる数週間前に、飲酒運転で逮捕されていた。この前にも飲酒と麻薬に関連して問題を起こしていた。
▼軽犯罪前歴者は入隊許可
米軍は、不人気のイラク戦争で、新兵探しに懸命になっている。昨年は軍の入隊者が定員割れになったため、勧誘活動の成果で今年は一応定員を確保できた。しかし、国防総省では最近、従来採用が認められなかった最低レベルの兵士をやむを得ず入隊させており、兵士の質低下が悩みの一つになりつつある。
当然、麻薬密売や性犯罪で有罪歴のある者は入隊できない。だが、軽犯罪の前歴者は、軍隊内で矯正できるとして、受け入れているのが実情だ。
グリーン被告は、市内の監視ポストに詰めていた数人の仲間の兵士らと酒を飲みながら、自らがリーダーになってレイプを計画。民家に押し入った後、寝室に家族3人を入れ、家の中にあったAK47ライフル銃で射殺。その後、少女をレイプした後、殺害し、さらに少女の上半身に火をつけた。
その後、監視ポストに戻り、ライフル銃を運河に投げ棄てるなどして、イラクの抵抗勢力の仕業のように装った。当日、事件の届け出のために監視ポストを訪れた付近の住民に対し、犯行に加わった兵士らが、初めて知ったかのように振る舞い事件現場に駆けつけていた。
しかし、その後、仲間の兵士が、調査担当の軍関係者に告白したことで、事件の真相が明るみに出た。
グリーン被告は、軍を除隊しているため、連邦大陪審から11月2日に一般裁判所に起訴された。有罪になれば死刑もしくは終身刑になると予想されている。同被告と行動を共にした兵士4人も軍から訴追を受けたが、うち2人は軍法会議で有罪になれば、死刑が宣告される見通しだ。
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