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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年12月12日12時55分掲載
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俳優の車になぜ高校生が ビバリーヒルズでSUVが激突
米カリフォルニア州郊外のビバリーヒルズで最近、米FOXテレビの人気シリーズ「プリゾン・ブレイク(仮約)」に出演している若手俳優レーン・ギャリソン(26)運転の多目的スポーツ車(SUV)が立木に激突して大破した。この事故で同乗していたビバリーヒルズ高校の3人のうち、一人が死亡し、2人がけがをした。ビバリーヒルズ警察は、SUVの車内からアルコール瓶を発見した。ビバリーヒルズ高校では、事故にショックを受けるととともに、なぜ同高の生徒が、ハリウッド俳優に車に同乗していたのか首をひねっている。(ベリタ通信=江田信一郎)
米紙ロサンゼルス・タイムズによると、死亡したのはベハン・セティアン君(17)。負傷したのは15歳の女子生徒の二人。ギャリソンが酒に酔っていた可能性があるが、警察では、現場ではギャリソンを逮捕していない。事故が遭ったのは土曜の夜で、今のところ、ギャリソンと高校生たちとの関係ははっきりしていない。警察は現在、ギャリソンの血中アルコールの濃度を検査している。
ビバリーヒルズ高校は、同校名を使ったTV人気学園シリーズがかつて全米でヒットし、富裕層の子弟が通う高校として、世界中に知られるようになっている。1920年代創設の公立校で、学業成績も優秀だという。映画の都ハリウッドが近いため、同校出身のスターも数多い。
事故の情報は、テキストメールや、電子メール、それに携帯電話を通じてビバリーヒルズ高校の生徒たちの間に伝わっていった。セティアン君の友人というジュリアン・ワン君(16)によると、死亡したセティアン君は今月末、日本に行く予定だったという。そのためプレゼントとして、ロザリオ(カトリックで使用する祈りの数珠)を贈っていたという。
事故当時、高校生たちが飲酒をしていたかどうかは不明だが、学校の保護者たちは、飲酒とドライブの問題について議論を深めるべきだとしている。
一方、ハリウッドの若手俳優が事故を起こし、しかも同乗の高校生を死亡させたことで芸能メディアも取材を重ねている。芸能情報サイト「TMZ.com」によると、ギャリソンは子どものころ、不良少年だっという。芸能誌ピープルによると、思春期の時代に、車からステレオまで盗めるものはすべて盗んだと告白している。
15歳の時に、他人の駐車場からワインを盗もうとして失敗した際、母親によって警察に通報された。警察に手錠をかけられて連行され、警察での恐怖を体験したという。
17歳の時に、ギャリソンは、現在音楽業界で華々しい活躍をしているジャシカ・シンプソンにファミリーの下に引き取られ、生活するようになった。シンプソンの父親ジョーが、教会系の家族牧師のようなことをしており、この関係らしい。
ギャリソンは、ピープル誌に対し、ジョーによって与えられた体験に大変感謝していると述べた。その上で、ジャシカ・シンプソンと共同生活を送ることは、彼女があまりに素晴らしいために、自分にとっては“拷問”でもあったと率直に告白している。
ギャリソンはシンプソン一族との共同生活は、約1年前に終了していたという。しかし、青春期を共に過ごしたのは事実で、ジャシカ・シンプソンは、今回の人身事故について、代理人を通じて、「彼女は彼を愛している。この困難な時期を耐えられるよう願っている」と話している。
ギャリソンの弁護士は、事故当時、ギャリソンが酒酔い運転中だったとの見方を否定している。
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