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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年12月19日09時18分掲載
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14歳の少女を妊娠させ、そして殺害 未熟な男性の凶行
14歳の中学生チェルシー・ブルークスさんは殺害されたとき、妊娠9カ月だった。愛していたはずの男性が、殺し屋を雇って、チェルシーさんを殺害、遺体を道路わきに埋めた。男性は19歳。未成年のチェルシーさんを妊娠させたことでレイプ罪で刑務所に行くことを恐れ、犯行を企てた。殺害の代償として払われたのは、わずか500ドルだったという。(ベリタ通信=江田信一郎)
事件は米カンザス州ウィチタで起きた。米誌セブンティーンなどによると、6月14日、道路わきの整備をしていた人たちが、一部腐敗していた少女の遺体を発見した。地元のアリソン中学校に通う生徒だった。チェルシーさんは、地元で働くエルギン・ロビンソン(20)の子どもを身ごもっていた。
話は少しさかのぼる。チェルシーさんが、ロビンソンと知り合ったのは、彼女が10歳、彼が16歳のときだった。チェルシーさんはYMCAで女性野球チームに入った。そのときのコーチが、ロビンソンの父親で、ロビンソンは助手を務めていた。
チェルシーさんは12歳の時、ロビンソンと「ボーイフレンド」と呼び、中学校のロッカーには彼の写真を貼り付けた。そのころチェルシーさんは「年上の男性とデートするのはクール(格好がいい)だ」と友人に話している。
ロビンソンはその後高校を中退し、皿洗いや、学校のパーティーのDJなどの仕事をして金を稼いでいた。チェルシーさんに贈り物をしたりした。2005年7月ごろ、チェルシーさんは友人に「ロビンソンとセックスをした」と打ち明ける。
これを知ったチェルシーさんの母親は、娘を問い詰めたが、性的関係を否定した。母親は、ロビンソンにも娘に会わないよう警告した。しかし、二人の関係は続いた。10月には、チェルシーさんは妊娠を知る。カンザス州の法律では、未成年の少女を性的関係を持つことはレイプを意味し、有罪になれば禁固12年の刑務所暮らしになる。
ロビンソンは、チェルシーさんと相談し、チェルシーさんの腹部を蹴って流産することを持ちかける。しかし、これはチェルシーさんの友人の知ることになり、中止された。妊娠を知った母親が裁判所に訴えたため、ロビンソンはチェルシーさんに会うことを禁じられた。
この間、ロビンソンは、チェルシーさんの存在が重荷になっていた。6月9日、ロビンソンは数カ月ぶりにチェルシーさんの連絡を取り、会う約束をした。しかし、約束の場所に彼は現れなかった。来たのは、エベレット・ゲンティ(17)と、彼が雇った殺し屋のテッド・バーネット(49)。すっぽかされたことに怒ったチェルシーさんをエベレット、テッドが車で送り届ける際、テッドが電線コードを使って、チェルシーさんの首を絞め、殺害した。
遺体発見後、ロビンソンら3人が逮捕された。エベレットは、ロビンソンにチェルシーさんの殺害を依頼されたと供述、司法取引に応じた。ロビンソンは「なぜ友人の私を裏切るのか」と述べ、殺害の関与を否定している。殺害を行なったテッドについても面識がないと主張している。
裁判は来年2月に始まる。有罪になれば最高刑は死刑である。チェルシーさんを殺害して自由になりたいと、仮にロビンソンが思っていたとしたら、それは大いなる誤算だったといわざるをえない。
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