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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2006年12月27日19時22分掲載
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無免許医師が豊胸手術 被害女性に5億円の賠償命令
米フロリダ州で医師の開業免許がないのに、患者を集めて豊胸手術を行ない、“マイアミ・ビーチのブッチャー(虐殺者)”と呼ばれていた男に対し、マイアミの裁判所陪審員団がこのほど、被害を受けた患者の女性に460万ドル(約5億4000万円)の損害賠償金を支払うよう命じた。この男は現在7年半の禁固刑を受け刑務所で服役中で、実際に賠償金を支払う能力があるかは不明。他にも二人の患者が同種の損害賠償訴訟を起こしている。(ベリタ通信=江口惇)
米メディアによると、この男はキューバ生まれの自称医師レイナルド・シルベストレ(66)。マイアミ・ビーチに診療クリニックを開設し、1990年代に豊胸手術などを行なっていた。キューバの大学の医学部を卒業したと称していたが、米国で医師として働く免許は持っていなかった。キューバの医大卒という情報も確認されていない。
クリニックでは、米国への移民を対象に診察を行い、通常、豊胸手術には5000ドルから1万ドルかかるのが相場だったが、2000から3000ドルという割安な価格で手術をしていた。クリニックの壁には、各種の免許状が掲げられ、にせ医者と見破るのは困難だった。
1999年に患者の苦情が増え、不法診療で裁判所に出廷することになった。しかし、その後逃亡し、中米ベリーズに逃げ込んだ。2004年にテレビの人気犯人追跡番組「全国指名手配」でシルベストレが紹介されると、ベリーズの視聴者から通報があり、逮捕につながった。ベリーズでは、シルベストレは地方病院で働き、地方大学の医学部の学生にも講義をしていたという。
ことし春、検察側との司法取引で罪状を認めたため、裁判所から禁固7年半とその後の30年間の保護観察が宣告された。この間、手術で被害を受けた3人の患者が、同じ弁護士を使って損害賠償請求訴訟を起こした。
今回勝訴したのは、キューバ移民のカネット・ベルナルさん。8年前、豊胸手術を受けるため、シルベストレのクリニックを訪れ、手術を受けた。しかし、手術では、豊胸手術どころか両方の乳房が完全に切除されてしまった。その後、寄付などを得て、再手術を行なったが、大きな傷跡が残った。このためシルベストレに損害賠償を請求した。
▼男性にも手術
同じころに、メキシコのボデービル大会でミスター・メキシコになったことがるアレックス・ベアスさんが、シルベストレのクリニックで胸の部分を大きくする手術を受けた。しかし、手術の途中で何度か麻酔からさめたという。その後わかったことだが、シルベストレは人間に使う麻酔薬を使わず、馬に使う動物用の麻酔薬を使用していたという。
さらにひどいことが起きた。目覚めた後、胸には女性用のものが埋め込まれていた。弁護士のスペンサー・アロンフェルドさんは「彼は手術でターザンのような胸になると期待していた。しかし、実際はパメラ・アンダーソン(カナダ出身の胸の豊かな女優)のようになっていた」と話す。
前述のベルナルさんと同様、残る二人の患者も再手術を受ける羽目になった。傷跡は感染していたという。弁護士は、損害賠償の支払いについて、シルベストレはベリーズに隠し資産を持っていると思うと話している。
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