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2007年01月09日20時36分掲載
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シカゴ空港上空でUFOが出現? 昨秋に地上勤務者らが多数目撃
2006年秋に米イリノイ州シカゴのオヘア国際空港の上空で、未確認飛行物体(UFO)と思われるものを、空港の地上勤務者や、パイロットなど数十人が目撃していたという。米紙シカゴ・トリビューンの記者が最近、目撃者とのインタビューを基に報道した。しかし、米連邦航空局(FAA)では、当時空港の上空は雲に覆われていたため、空港の光の反射によって“異常現象”が出現したとし、UFO説を否定している。(ベリタ通信=江口惇)
同紙のジョン・ヒルケビッチ記者によると、06年11月7日午後4時半ごろ、ユナイテッド航空の地上勤務者やパイロットが、かなり低い上空に滞空しているUFOらしき物体を目撃した。当時、約570メートル上空は厚い雲に覆われていた。
UFOらしき物体は、搭乗口ゲートC17付近の上空にいたという。円盤状の形をしており、目撃者によって証言に違いはあるが、共通しているのは、音は発せず、上空の同じ場所にとどまっていたという点だ。
人によっては、遊び道具であるフリスビー(プラスチック製の円盤)のように回転していたとも証言している。色はダークグレーで、雲を背景にしてはっきり輪郭が見えたとという。
目撃されたのは数分間の出来事。UFOらしき物体は、突然上空に向かって加速し、厚い雲を突き破って消えていった。このため上空の雲にはパンチを加えたような穴が、ぽっかりと開いたという。その穴も数分後に消えた。
ユナイテッド航空の関係者が、管制塔に連絡したが、管制官は目撃していなかった。またレーダースクリーンにも何ら異常な影は映っていなかった。
人がUFOらしき物体を目撃したとの情報はこれまでも各地から寄せられている。異星人の宇宙船説のほか、気象用気球説、米軍の特殊飛行物体説、また人間の目に錯覚を与える光の反射説などがある。
しかし、当時、オヘア空港付近で気象用気球は付近で打ち上げられていないのが確認されている。また米軍の飛行物体説についても、交通量の多い国際空港の上空で行なうとは考えられないとの指摘がある。
ヒルケビッチ記者は目撃者証言を基に、FAAに今回のUFOらしき物体について照会したが、当初、FAAは異常物体目撃の報告はきていないと答えた。そのためシカゴ・トリビューン紙が、情報公開法に基づいて資料公開を求めると、ユナイテッド航空の関係者と管制塔のテープの存在を認め、前言を修正した。
FAAスポークスマンは、日没前の時間帯であり、空港の照明が、上空の厚い雲に当たると、不思議な現象が生じることがあると述べ、ユナイテッド航空の関係者が目撃したのは、気象条件による現象と説明している。
一方、ユナイテッド航空の記録には、異常物体目撃の話は残されていない。しかし、目撃者の証言によると、会社側からインタビューを受け、目撃したものを絵に描くよう要請されたりした。また会社側から、目撃したことを発言することを慎むよう忠告された者もいるという。
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