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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2007年01月23日09時24分掲載
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背を伸ばすためにホルモン注射 米国社会は小柄な人に偏見?
背が低いか高いかは人によっては大きな問題になる。米国では、大統領になる条件は背が高いことともいわれている。実際、背が高いほうが男性の場合、女性にモテて、会社への就職などでも有利だとの通説が根強く残っている。このため極端に背の低い子どもを抱える親たちの中には、少しでも背を高するために医者の指示に従って、成長ホルモンの注射を行なっているほどだ。(ベリタ通信=江口惇)
米食品医薬品局(FDA)はガイドラインを作り、平均より極端に小さい子どもへのホルモン注射を認めている。早い時期に注射を打ったほうがいいといわれるが、保険の対象外で、費用は高額となる。
注射は毎日数年間続ける必要がある。しかし、医学的には身長が伸びるとの保証はない。しかも長じた後に、どのような副作用が出るかも分かっていない。それだけ危険な要素があるが、それでも挑戦する家族は後を絶たない。
米紙ロサンゼルス・タイムズは、「背が高いほうがベター?」という見出しで最近の事情を紹介している。
現在、サンタバーバラの高校生である17歳のジェス君。2歳から4歳にかけて身長が伸びず、中学1年で級友たちの脇の下あたりに頭があった。医師に相談したところ、伸びても155センチ止まりといわれた。体が大柄な米国社会では、かなり小さいといえる。
小さいのは不利と思い込んでいる両親はこれでは伴侶も持てないと、ホルモン注射を決意した。13歳から開始したが、17歳の現在、身長は165センチになっている。父親より2・5センチ低いが、母親は抜いた。ジェス君は「小さくても勉強では負けない。でも、スポーツやデートでは不利だ」と述べ、ホルモン注射を後悔していない。
現在14歳の少女キラさんは、いつもクラスで一番小さかった。教師からお人形のようだとも言われた。両親は、このまま小さくては大きくなってもキッチンの流しに背が届かず、また車の運転にも困難が伴うと心配した。
医師は成長の遅れの原因がつかめなかった。ただ、このままでは身長は最高でも135センチ止まりといわれた。家族は、キラさんの身長が127センチだった2005年9月にホルモン注射を始めた。06年12月の最新の計測では、身長は145センチに達していた。母親は、あと2・5センチ伸びたら、注射を止めると話している。
マサチューセッツ州でソーシャルワーカーとして働き、「測定を越えて:小柄と内なる成長の回想録」との著書を出したエレン・フランケルさん(45)は、身長140センチ程度だ。今でも見知らぬ人から頭を軽くたたかれることがあるという。ホルモン注射については、小柄な人に対する文化的偏見を助長する結果になると批判的だ。
背の高いほうが得かどうかをめぐっては、いくつかの研究報告が出されており、子どもの教育、心理的発展に違いはないと指摘されている。
どこの国々でも同じかもしれないが、米国人女性は、自分より背の高い男性を好む傾向にあるという。しかし、ロサンゼルス・タイムズ紙は、キッシンジャー元国務長官の例のように、妻がはるかに背が高い場合もあると伝えている。
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