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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2007年01月26日13時16分掲載
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ユニバーサル・スタジオ・ジャパンがセミナー開催
【クアラルンプール26日=和田等】昨年開業から5周年を迎えた大阪市にあるテーマ・パーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が1月25日、クアラルンプール市内のホテルで地元旅行業界関係者を集めたセミナーを開催した。
USJによるセミナーは、小泉前首相が打ち出した「ようこそジャパン」キャンペーンの一環として外国人誘致をめざす日本政府の政策に沿ったセミナーでもある。
これまでUSJは、香港や台湾、韓国など東アジアの主要都市では定期的に説明会を開催しているが、マレーシアでのセミナー開催は初めて。東南アジア諸国ではシンガポール、バンコク(タイ)に続く3番目の開催地となった。
USJマーケティング・営業本部営業部の田中慶武インバウンド統括セールスマネージャーによれば、今回マレーシアでセミナーを開催した背景には、USJへの日本人入場者数が頭打ち傾向を示す一方で、アジアを中心とした外国人入場者が増え、マレーシアからの訪問者も大きく伸びていることがある。
USJの年間平均入場者数約800万人のうち10%にあたる80万人が外国人来場者で、地域別では、台湾(18万人)、韓国(17万人)、香港(15万人)、タイ(4万人)、中国(3万5000人)、シンガポール(3万人)、インドネシア(2万5000人)、マレーシア(2万2000人)となっている。USJではこの上位8カ国・地域を営業対象地域としてセールス活動を実施している。
マレーシアからの来場者数は過去2年では2万人程度だったが、2006年4〜9月期には1万3000人を数え、同年4月〜12月期ですでに2万人を突破。07年3月期までに大きく躍進する期待できることも今回、マレーシアで初めてセミナーを開催する動機となった。
田中マネージャーによれば、大阪のUSJは、米国ロサンゼルス、フロリダに次ぐ3番目のユニバーサル・スタジオのテーマパークで、現時点ではアジアでは唯一のスタジオ。
米国のカジノ・リゾート事業者、ラスベガス・サンズが昨年開発権を獲得したシンガポールのマリーナ・リゾートにもユニバーサル・スタジオが建設されることになっている。しかし、「シンガポールのスタジオはそれほど規模は大きくはない」(田中マネージャー)として、規模とアトラクションの魅力で差別化を図ることで、将来できるシンガポールのスタジオとの競争に備え、東南アジア地域からの来場者誘致を図っていく方針だ。
なお、マレーシアでのセミナーには旅行業界関係者約40人が参加、USJの説明を受けた後、スヌーピーのぬいぐるみやUSJの入場券などがあたるラッキードローを楽しんだ。
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クアラルンプール市内のホテルで開催されたUSJのセミナーの様子。
ラッキードロー賞品のぬいぐるみについて説明する田中慶武インバウンド統括セールスマネージャー。
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