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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2007年02月07日10時19分掲載
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レイプ被害者の女性を2日間も留置 タンパ警察が謝罪
米フロリダ州中西部のタンパで、21歳の女子大生がレイプされ、女性は直ちに警察に通報した。警察は当初、レイプ事件として捜査を開始した。しかし、被害者女性の犯罪歴調査で、女性が未成年のときに犯した窃盗事件に絡み逮捕状が出ていた事実をキャッチした。そのため女性を逮捕し、2日間にわたって留置場に入れてしまった。女性は既に釈放されたが、タンパ警察では、レイプ被害に受けた女性を逮捕してしまったことを謝罪した。(ベリタ通信=江田信一郎)
米メディアによると、被害女性は、タンパにあるサウスフロリダ大学の医学生。1月27日、タンパ湾に海賊船が集結する伝統的な祭りである「ギャスパリラ・パイレート・フェスティバル」に友人とともに訪れた。しかし、同日午後1時半ごろ、友人と離れて歩いていたとき、突然黒人男性に襲われ、建物の裏に引きずり込まれ、レイプされた。
犯人の男性はその後、逃げ去ったため、女性は自分の車を停めてあった場所に行き、そこから警察にレイプを受けたことを通報した。警官が駆けつけ、女性を診療所に連れて行った。同時に警官は被害女性の身元照会も行なった。
その結果、2003年に犯した窃盗事件が未解決で逮捕状が出ていることがわかった。警官は本部にどう対処するか相談した後、女性を逮捕した。女性は、当初はレイプの被害者として、警察車両の前部に座っていたが、逮捕された後は、手錠をかけられ、後部席に移された。
連行された女性は、留置場に入れられた。女性は、レイプの後、留置場に入る前に、医師から妊娠を避けるため「事後後経口避妊薬」(ピル)を処方され、既に一回目の錠剤を服用してた。レイプ事件の場合、避妊をするためには3日以内にピルを飲む始める必要があり、一回目の服用をしてから、12時間後に2回目の服用をする必要がある。
しかし、留置場の看護婦は、宗教上の理由から、2回目の服用を拒否したという。レイプ被害の女性が、逆に警察に逮捕されたことで、メディアで大きなニュースとなった。このため2回目のピルは、レイプ事件から2日後の29日午後になってようやく渡された。
被害女性の名前は、レイプ事件のため公表されていない。女性の弁護士は、レイプ事件を中断して、女性を逮捕した警察のやり方について、「驚き、怒りを感じる。このような話は聞いたことがない」と話している。
03年に窃盗事件については、4585ドルの返済が滞っていたため逮捕状が出ていたためとされる。弁護士は、女性は既に有罪となり罰金を払っており、逮捕状が出ているというのは、事務上の間違いだと主張している。女性は29日に釈放された。
一方、タンパ警察はマスコミの対応に追われた。同警察スポークスマンは、女性を逮捕した警官の手続き自体には問題はなかったが、「レイプの被害を受けた女性を留置場に入れてしまったのは明らかに問題がある」と指摘。
過去に犯罪歴がある女性が、レイプ被害などを受けた場合、警察がどう対処するか手続きの見直しを検討していることを明らかにした。具体的には、警察本部の当直担当に裁量権を与え、被害者への思いやりも考慮に入れる規定に切り替えるなどを考えている。なお、レイプ犯はまだ捕まっていない。
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