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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2007年02月18日18時01分掲載
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ホームレス患者を街に放り出す病院 米で社会問題化、ロス市警が捜査へ
米国で、ホームレスの入院患者を邪魔だとばかりに街頭に投げ捨てる、いわゆる“ホームレス・ダンピング”が社会問題化している。最近も、米カリフォルニア州ロサンゼルスの病院に入院中だった男性が、ロサンゼルスのドヤ街(簡易宿泊街)に放り出されるのが目撃された。入院費も払えないホームレスの患者の対応に困った病院が、患者を放り出すのは現代版の“姥捨で”といえるが、ロサンゼルス市警(LAPD)でも、悪質なケースとして調査を始めている。(ベリタ通信=江口惇)
ロス市警管内では、2年前から病院がホームレスをドヤ街に放り出すケースが目立っている。最近のケースは、2月8日に目撃された。同日午前10時45分ごろ、白いバンがドヤ街に乗りつけた。ドアが開くと、病院のガウンと人工肛門用のバッグを持った男性患者がふらついた格好で出てきた。
バンを運転していたのは女性。周囲の人が「車椅子はないのか」「歩行器は」などと声をかけたが、何も答えず立ち去った。人々の通報で警察が現場に駆けつけた。患者の年齢は41歳で、グラディス公園近くで見つかった。
警察に対し、男性は、「どこにも行くところがない」と話し、また「病院からこれ以上いることはできないと言われた」ことを明らかにした。その後別の医療施設に送られ、手当てを受けている。
警察が調査した結果、バンは、「ハリウッド長老派メディカルセンター」が手配したものとわかった。ロス市警のある捜査官は、これだけ冷淡な扱いは見たことがないと憤っている。
▼ロス検事局が昨年刑事告発
「ハリウッド長老派メディカルセンター」の幹部ケイラー・シェムバーガー氏によると、患者は7日に退院し、バンでドヤ街近くにある避難施設に送る予定だったが、満杯だったため、いったん病院に戻り、翌8日に朝に再度、ドヤ街にバンで送ったと話している。
“ホームレス・ダンピング”をめぐっては、これまでに数十の病院が問題を起こしている。2006年3月には、「カイザー・パーマネント」病院が、ホームレス患者を、ドヤ街に放り出したことがわかり、大きな問題になった。
女性は公園で生活していた63歳の女性。認知症で病院で数日間滞在した後、病院側は、タクシーを呼び、ドヤ街まで運んだ。タクシーが停車した周辺に監視カメラが設置されていたため、タクシーから降りた女性が、方角がわからず、車道脇をおぼつかない足取りで歩いている姿が記録された。その後カメラのビデオが公開されたため、大きな問題になった。
ロサンゼルス市検事局では、2006年11月、病院側が患者を放り出したとして、刑事告発している。同時に民事訴訟を起こし、今後の患者の放り出しを禁じる決定を下すよう、裁判所に要請している。
63歳の女性に対する問題では、「カイザー・パーマネント」病院に勤めていた看護助手が、捜査当局に協力したため失業するという事態にもなっている。このため看護助手が病院側を訴えている。
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