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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2007年03月06日19時04分掲載
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メキシコ人女性が赤ん坊を18万円で売る? 真相は逆との見方も
米コロラド州プエブロ市で最近、同市内に住むメキシコ系の夫婦が、不法滞在者のメキシコ人女性から、1500ドル(約18万円)で赤ん坊を買うというショッキングな事件があった。3人は人身売買の罪で逮捕されたが、赤ん坊を売った女性は、その金の一部を中古の車を買う頭金に使ったという。いたいけな赤ん坊を売買するラティーノ(中南米系)の無責任な行動として米国のメディアの関心を集めているが、真相はその反対との見方もある。(ベリタ通信=江口惇)
米メディアによると、プエブロ警察は2月27日に、生後5カ月の男の赤ん坊を売ったとされるニコル・ウリベ・ロペス(23)と、買った側のホセ・フアン・レルマ(47)とその妻アイリーン(27)の3人を逮捕した。警察の発表では、当初ウリベは1万ドルで売りたがったが、その後割り引きをして1500ドルで赤ん坊を売ったとされる。
その後、ウリベは500ドルの頭金を払って、中古のドッジを買ったという。子どもの売買は重罪であり、有罪になれば禁固4年から12年の刑だ。罰金も下は3000ドルから最高で75万ドルに達する。捜査の発端は、ウリベが赤ん坊を売ったとの垂れ込み情報があったためという。
レルマはメキシコ出身だが米国籍を持っており不法滞在者ではない。しかし、メキシコ出身の妻アイリーンはまだ米国籍を取得しておらず、取得待ちの中途半端な段階。赤ん坊を売ったウリベは米国に違法入国した不法滞在者。このため、レルマは米国で裁かれるのは確実だが、彼の妻とウリベは現在、移民当局の管理下にあり、最悪の場合、メキシコに強制送還される可能性もある。
しかし、レルマは逮捕後、テレビ局とのインタビューを許され、赤ん坊を買ったというのは「大きな誤解だ」と反論している。
レルマの話では、ウリベと知り合ったのは2週間前。彼女にはボーイフレンドがおり、1週間前にレルマの家に転がり込んだ。理由は、ウリベたち二人が、住んでいたアパートから追い出しを食ったため。どのような形でレルマと知り合ったのかは不明だが、ウリベたちが赤ん坊を抱え、金銭的にも困っていたため、人助けをしたのだという。
▼赤ん坊と養子縁組へ
レルマ夫婦は、その後赤ん坊を養子に迎えることを決めた。レルマには過去2回の結婚で子どもが既に4人ある。養子縁組のため、両者は公証人の立会いで、書類も作成した。
レルマはメキシコで生まれたが、5歳のときから母親なしで育った。「小さな子どもを抱えた二人をただ助けようとしただけだ。彼らは行く場所もなかった。自分は、母親なしで育ったので、苦しんでいる人を見たくないのだ」と語っている。1500ドルの金については、彼らへの手助けにとして払ったものだと述べている。
ウリベと一緒にいたボーイフレンドは、赤ん坊の本当の父親ではないという。ボーイフレンドは現在、コカインの過剰服用で入院中のため、逮捕されていない。
今回の事件では、わずかな金で赤ん坊を売買する衝撃的な事件として報道されたが、検察当局は、あまりセンセーショナルに伝えるべきではないと指摘。「現在、すべての事実を調査している」と述べ、場合によっては、警察が描いた事件の構図が逆転することもありそうだ。
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