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2007年06月01日06時48分掲載
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妻の支援でも黒川新党の苦戦は必至? 依然足りない候補者数
今春の都知事選に立候補し、円形のガラス張り選挙カーやクルーザー、ヘリコプターを使うなど奇抜な選挙スタイルで注目を集めた世界的な建築家で「共生新党」党首の黒川紀章氏(73)が30日、港区内で記者会見を開き、今夏の参院選東京選挙区から同党公認で出馬することを正式に表明した。黒川氏はまた、参院比例区に共生新党から妻で女優の若尾文子(73)さんを擁立すると述べた。(及川健二)
黒川氏は都知事選で15万9126票(得票率2.9%)を得るに留まり、惨敗した格好になっている。参院選出馬について黒川氏は「訳の分からない勢力争いをしている自民、民主両党とは違う国民の意見を反映する受け皿として参院選を戦う」と述べ、共生新党が既成政党に代わる受け皿になるとの意気込みを示した。
重要施策として黒川氏は「災害に安全な国づくり」と「年金と医療の保障」をマニフェストに盛り込む。具体的な災害対策としては、木造住宅の耐震化の全額助成や希望者に対する無償耐震診断を掲げ、「緊急な課題なのに、なぜ政治が取り上げないのか」と述べた。
黒川氏はまた、妻の若尾さんからの「私が出ることによって、共生新党の政策により関心が高まれば幸いです」とのコメントを発表した。
都知事選の敗北後、参院選に出馬する意志を持つ夫に対して、若尾さんは「私は副党首がいい? それとも比例区がいいかしら?」と述べ、選挙を手伝うと自ら申し出たという。黒川氏は「僕の考えに共鳴し、決断してくれた」と経緯を説明した。
黒川氏は会見で、秘書の荒川厚太郎氏(62)を愛知選挙区で「共生新党」公認で擁立することを発表した。これで、同党の公認候補は3人になった。ただ、政党用件を有さない政治団体が参院比例区に候補者を立てる場合、選挙区・比例区合わせて10人の候補を擁立しなければならない。同党が比例区に臨むにはあと7人の候補が必要だ。
東京スポーツ紙は5月31日付紙面で「若尾文子参院選出馬表明で黒川党が台風の目に」と題する記事を掲載したが、同党の行く末は多難との見方もある。
黒川氏を取材してきた記者は次のように語る。
「黒川さんは『共生新党』結成の時、発起人に本人の承諾を得ないで、小沢一郎氏や古舘伊知郎氏の名前を載せた前科があります。『参議院議員になったらオレが総理大臣になる』と発言したり、『共生新党には150万人の党員がいる』と豪語したり、黒川さんにはとにかく大言壮語が多い。比例区に10人立てるといっていますが、告示まで2カ月になった現在でも、黒川さんと妻と秘書の3人しか候補者がいな」
「スポーツ報知が『黒川氏いきなり切り札!妻頼み!?』と書いているように、目玉候補が今のところ若尾さんしかいない。比例区に本当に臨めるのか疑念を持ってしまいますよ。都知事選後、片っ端から有名人に声をかけているようですが、皆、返事は今ひとつ。候補の数を揃えられたとしても、著名人・有名人を擁立できる可能性は少ないのではないでしょうか?」
参院東京選挙区の当選ラインは60万票といわれる。有力候補が4人だった都知事選で約16万票しか獲得できなかった黒川氏にとって、有力候補が10人と倍の参院東京選挙区での闘いが厳しいものになることは間違いない。
おまけに、「共生新党」の比例候補の擁立も、めどが立っていない。奇抜なパフォーマンスで人目をひく黒川氏が単なる人騒がせな人で終わってしまうのか、それとも政治に新風を吹き入れる風雲児になるのか。黒川氏の動向にしばらく注目が集まりそうだ。
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参院選で話題を振りまいた建築家の黒川紀章氏





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