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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2007年07月27日13時02分掲載
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ホスピス施設で子猫が末期患者の死を予見 医師が医学誌に随筆で紹介
人間にはない予知能力が、動物にはあると言われているが、米ロードアイランド州のホスピス(末期患者収容施設)に住むある猫が、認知症患者に死期が間近に迫っていることを的確に予告することができるという。猫は、患者の死期が迫ると、患者に寄り添う態度を見せる。これまで何度も正確に死期を予告したため、担当医師も、その予見能力の高さを高く評価している。(米アリゾナ州コングレス=マクレーン末子)
この猫は「オスカー」と呼ばれており、どこにでもいそうな白と灰のブチの2歳のオス。ロードアイランド州都プロビデンスにあるホスピス施設で、2年前から飼われている。「オスカー」は3階にある末期の認知症患者病棟で、今まで25回も患者の死期を正確に予告したといわれる。
米紙ワシントン・ポストなどによると、同病棟のデイビッド・ドサ医師は、26日付の医学誌 「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」でこの「オスカー」の活動をエッセイの形で紹介している。
「オスカー」は、毎日医師のように病棟を巡回し、それぞれの病室を訪問する。ベッドに上がり、患者のまわりに漂う匂いをかいだりするという。特に異常がなければ、そのまま次の病室に移る。
「オスカー」の予知能力がどこらかきているのかははっきりしない。医師も患者の死期が近いことはある程度予測できるが、その時期までは正確に予告できない。だたはっきりしていることは、「オスカー」は患者の死期が間近に迫ったことを察知すると、その患者に擦り寄う態度を取る。
認知症の患者が「オスカー」が擦り寄ってきたことを認識しているかについては、ドサ医師は、「多くが末期の認知症患者のため、理解できる状態ではないと思うが、動物が傍にいることで、末期患者にとって大きな慰みになっていると信じたい」と話す。
「オスカー」が患者のベッドに座りこむと、看護婦は、最期の別れが迫ったとして、患者の家族に連絡を取る。
「オスカー」の予知能力について、ドサ医師は「人間には感じられないが、死の前に患者から放出されるフェロモン(活性物質) を、オスカーは感じ取っているのでは」と話している。
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