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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2008年06月22日11時25分掲載
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『槙枝元文回想録』が出版されました 戦後の教育・労働運動の原点を知るために
日刊ベリタに2005年10月から08年2月まで連載された『槙枝元文回想録―教育・労働運動に生きて』が、内容を補強して6月20日、アドバンテージサーバーから刊行されました。A5判334頁で定価2310円(税込み)です。「ミスター日教組」といわれた元委員長が87年の人生を生々しく綴る注目の書です。教育基本法が改悪され日本国憲法が危機にさらされる現在、戦後の教育・労働運動の原点に立ち返り、新たな運動の構築への示唆をあたえてくれるでしょう。最寄りの書店かアドバンテージサーバー(電話03−5210−9171 FAX03−5210−9173)へ、お申し込みください。(ベリタ通信)
<まえがき>より アジア・太平洋戦争が終って六〇有余年。「戦後」とは、いつまでを言うのか知らないが、私はずっと「戦後」の原点にこだわりつづけてきた。 国内外のおびただしい数の人命と生活を奪った先の大戦。それに対する深い反省の上に制定された日本国憲法は、二度と戦争をしない平和で民主的な国家・社会をめざした。それを推進する国民を育成するために教育基本法が制定された。 しかし、時の政権は、その戦後体制を機会あるごとに崩そうとしてきた。私はそのたびに多くの仲間とともに抵抗し、戦後の原点に立ち返る運動に取り組んできた。 残念ながら、その教育基本法が「改定」され、さらに憲法も「改定」の危機にさらされているいま、私が取り組んできた教育・労働運動とその論理を伝えておきたいとの想いを込めて、生い立ちから今日までの人生を物語風に記した。
[著者略歴]岡山の農村の複雑な家庭に生まれ育った著者は、小学3年生の担任の影響で教員を志す。青年学校教員になるが、召集により軍隊生活を強いられる。戦後、中学社会科教員になり、組合づくりをしたのがきっかけで日教組本部入り。法制部長、書記次長、書記長、委員長を歴任。この間、民主教育と教職員の生活・権利を守る運動に力を尽くした。また総評議長を兼務し労働戦線統一を進めた。退任後は日中技能者交流センターを創設して理事長に就任。一方、「広範な国民連合」の代表世話人を務めた。
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