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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2008年08月26日17時42分掲載
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【破綻した築地市場移転計画】(1) 強引な都の移転計画の背後に見え隠れする大資本優遇と巨大利権
世界最大の魚市場で、今や世界の名所ともなっている築地市場(東京都中央卸売市場)に移転計画が持ち上がってすでに10年になろうとしている。この間、移転先とされた場所の土壌汚染問題は時がたつほど深刻化し、専門家や環境学者から適地ではないという強い意見が出ている。さらには移転話の背後に巨大は利権が動いているという話さえ飛び出し、移転の論理すら怪しくなっている。そこで、『消費者リポート』(日本消費者連盟発行)から、築地市場移転の問題点を紹介する。第1回は同連盟の富山洋子代表による総論。(ベリタ編集部)
2 0 0 8 年5 月19日、東京都中央卸売市場(築地市場) の移転予定地、東京ガス豊洲工場跡地の表層土壌の一部からベンゼンが国の環境基準の4万3000倍、シアン化合物は860倍も検出されたなど、深刻な汚染が明らかにされました。
◆石原都知事誕生後、突如移転計画が
1999年4月に就任した石原慎太郎東京都知事が、その年の9月に突然築地市場を視察し、「狭い、古い、危ない」と述べたことから、それまで進められてきた同市場の再整備が反古にされ、豊洲移転計画が持ちあがりました。東京ガスは、豊洲工場を閉鎖後、芝浦工業大学を誘致するなど海や緑を生かした街づくりを考えており、東京ガス豊洲開発の江口洋社長には、寝耳に水だったといいます。
石原都知事は、99年11月には豊洲工場跡地の都への譲渡を打診、無理矢理に説得し、01年7月、東京都と東京ガスの間で基本合意が結ばれ、12月に「第7次東京都卸売市場整備計画」が決まりました。すでに01年1月には、土壌のベンゼンが環境基準の1500倍、シアン化合物490倍という汚染状況が、東京ガスによって発表されていたにも関わらずです。
◆背後にちらつく巨大な利権集圏のうごめき
築地市場は、水産物を日に 2080トン、18億円( 07年)も取り引きする世界最大の魚市場ですから、まず、それら水産物の安全性の担保がなによりも大切です。働く人々の健康への配慮も必要です。
汚染された土地への市場移転が闇雲に進められてきた背景には、何が隠されているのでしょうか。 一言で括れば、政官財の巨大な利益集団の思惑と打算です。8‐年、日本プロジェクト産業協議会は、「今後めったに発生しない都心の一等地」として、築地市場の大規模再開発構想を発表しています。都の臨海副都心開発の破綻隠しも意図されているでしょう。
◆大小売資本優遇と魚文化の消滅
大手量販店を優遇する流通再編計画も魚の流通の再編政策も絡んでいます。豊洲市場の中身は、大手量販店には広く、中小零細仲卸業者には狭く、魚の目利きである仲卸業者淘汰の図式が見えてきます。
食の安全・安心と食文化を守っていくために、ともに、築地市場移転反対の声を上げていきましょう。(富山洋子)
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