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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2008年10月05日11時27分掲載
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市民団体の検査で「マカ」から違法放射線照射を検出! 愛知県が回収命令
現在日本では、ジャガイモの芽止めのため以外の放射線照射は、食品衛生法で禁止されています。ところが、市販されているいわゆる健康食品に違法な照射がなされていることが明らかになりました。今回、違法照射が明らかになったのは、食料品の輸出入業者、サンシントレーディング(小牧市)が製造・販売している健康補助食品「マ力I00%」。愛知県は2008年9月4日、同社に対して、食品衛生法第11条第2項違反による回収を命令しました。(『消費者リポート』特約)
◆「元気になる」がうたい文句の健康補助食品
「マカ」は、南米ヘルー原産のアブラナ料の植物で、近年他の事業者も、元気を保つ等のうたい文句で、インターネット屈服など販路を拡大しています。
実はこの回収命令のきっかけは、目消連も参加する照射食品反対連絡会の調査結果でした。
同製品の検査を依頼していた産業技術センターから、08年7月25日に「放射線が照射されたものと判断する」との結果を得た連絡会では31目、急遽国会内で集会を開き、出席した厚生労働省の西嶋康治浩食品安全部基準審査課課長補佐及び日田充監視安仝課健康影響対策専門官に対し、早急に行政処分を行なうよう強く求めました
これに対し厚労省は、「照射されてていることが事実であればもちろん食品衛生法違反であるが、国と自治体との間には役割分担があり、国内事業者への対処は自治体の役割でありで厚労省は手をいれることができない」「国の役割は輸出国を調べること」などと応答。私たちが再度、水際で違法品の輸入を阻止できなかったのだから、当然国内の流通についても国が責任を負い、違法輸入品の収り締まりにきちんと関与すべきで、早急に自治体と連携して勤くよう要求した結果、厚労省は当日、愛知県に連絡。ようやく回収が命令されました。
◆回収量は輸入量のわずか3%
しかし、同社の輸入量2000kg(06年10月、アメリカより)に対し、回収されたのは、ボトル及び詰め替え用で約61kg、お試し用2〜3kgに過ぎません。同社は、製品以外にマカ原料(10kg単位)を販売しています。
連絡会では08年9月4日、答都道府県知事宛に、違法照射された「マカ」がないかどうか調査・公表するよう申し入れ書を送付。5日には記者会見をし、この度の経緯を説明。私たちがなぜ食品照射に反対するのかを改めて表明しました。(富山洋子)
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