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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2009年01月03日10時53分掲載
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イスラエル/パレスチナ
日本のNGO、ガザに緊急救援開始へ
国際協力NGO、日本国際ボランティアセンター(JVC)は、イスラエルの空爆で市民に多数の死傷者が出ているパレスチナ・ガザ地区に緊急医療支援を行う。ガザはイスラエルによる封鎖の中で、医薬品、年にょうなどあらゆる物資が不足、そこへ今回の空からの虐殺が加わり、負傷者へのケアは手がつかない状況。JVCの支援はPMRS(=Palestinian Medical Relief Society、パレスチナ医療救援協会)を通し行われる。(ベリタ編集部:大野和興)
支援内容は次ぎの通り。
ガザ地区全域の人々に対し、以下の支援を行います。 * 救急セットの配布 * ボランティアへの救急法トレーニング(既にトレーニングを受けた人たちの再講習も含む)実施 * 救急法講習のための道具の購入
支援額 10,000 USD(約100万円)
《JVCはガザの模様を次のように伝える》
現在、ガザにある全てのPMRSのクリニックでは、全ての医療チーム、そしてボランティアたちが24時間体制で、次々と運ばれてくる攻撃による負傷者の治療にあたっています。また、全ての救急車、巡回診療車を稼動させ、混乱状態の中クリニックまでたどり着くことのできない負傷者の搬送にも追われています。
12月31日現在、ガザでは380人を超える死者、1600人を超える負傷者が出ており、その中には多くの女性、子どもも含まれています。イスラエルによる空爆および海上からの攻撃が続く中、この数字は残念ながらこれからも増え続けることが予想されます。空爆が始まって以降、ガザには医療物資が入ってきたと言われていますが、いつ物資が入ってくるこができなくなるかわからず、それも現在の増え続ける負傷者のケアには十分ではありません。
また、救急車等も全く足りておらず、通信状態も悪化し、いつどこでどれだけの人が負傷するかわからない状態にあります。一刻を争う負傷の場合もあり、救急用具と、止血や人口呼吸など救急対応をできる人々が地域にいることは、特にこの緊急状態ではとても重要なことです。
JVCは、ガザの人たち自身が助け合ってこの危機状況を乗り越えていく、PMRSの緊急の取り組みを支援します。ガザの人々のために、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
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負傷し、母親に抱えられる
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