TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加に関して、国内では与野党内でも、市民の間でも賛否それぞれの意見があります。農業・漁業、医療、食の安全、医薬品、地域経済など、私たちの暮らしの隅々にまで影響を及ぼすTPP。なによりも、交渉過程や日本政府の対応について説明や議論が不十分であるため、一般市民は「TPPって何?」「判断できない」という状態です。野田首相が2011年11月のAPECにて発言した「国民的議論の末に参加を決定する」という段階には到底ありません。
そんな中、6月18〜19日に行なわれるG20が新たな「参加表明Xデー」ではないかとささやかれています。市民社会からの多様な声を無視し、じゅうぶんな議論もないままに、国際会議の日程に沿ってTPP参加が決められてしまうのであれば、それは主権者への裏切りであり、民主主義の危機に他なりません。
私たち「STOP TPP!! 市民アクション」は、「STOP TPP!! 6月緊急アクション」の一環として、『異常な契約―TPPの仮面を剥ぐ』等の著者として日本でも知られるニュージーランドのジェーン・ケルシーさんを招き講演会とシンポジウムを開催します。「TPPって何?」「私たちの暮らしはどう変わるの?」と思っている方はもちろん、「自分も活動に参加しアクションしてみたい」という方もぜひご参加ください!
●日時:2012年6月21日(木)18:30〜21:00(開場18:10)
●会場:日比谷図書文化館 B1F 大ホール 千代田区日比谷公園1番4号(旧・都立日比谷図書館)
http://hibiyal.jp/hibiya/access.html
■■プログラム(予定) 【第1部】講演 「TPP交渉の現在と各国の思惑を読み解く」 ●ジェーン・ケルシーさん(ニュージーランド・オークランド大教授)
「米国の対アジア世界戦略とは?」 ●田代洋一さん(大妻女子大学教授)
【第2部】パネルディスカッション 「地域で、世界で、STOP TPP!!をどう進めるか」
●ジェーン・ケルシーさん(ニュージーランド・オークランド大教授) ●田代洋一さん(大妻女子大学教授) ●石川 徹さん(医師・健康文化会理事長/東京民医連会長/全日本民医連副会長) ●小田川義和さん(全労連 事務局長) ●纐纈美千世さん(日本消費者連盟事務局・遺伝子組み換え問題担当) ●野崎和夫さん(「TPPから食と暮らし・いのちを守るネットワーク宮城」/ 宮城県生協連合会専務)
●資料代:800円(逐次通訳あり) ※予約優先(定員200名)
●主催:STOP TPP!! 市民アクション
●お問合せ・お申込み STOP TPP!! 市民アクション 〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11東洋ビル3F アジア太平洋資料センター(PARC) 気付 TEL:03-5209-3455/FAX:03-5209-3453 E-mail:muramachitpp@gmail.com HP:http://www.parc-jp.org/ Twitter:http://twitter.com/parc_jp
http://twitter.com/stopTPPaction
★STOP TPP!! TV も放送中! http://stoptpptv.blogspot.jp/
●主催:STOP TPP!! 市民アクションとは? 2012年4月、「排外主義でないTPP反対」を共有する市民団体、生協、労働組合、NGO/NPO等からなる、かつてない広がりをもったネットワーク(6月時点で約40団体)。4月25日の「STOP TPP!! 1万人キャンドル集会」を国民会議等との団体と共催。2012年6月には「STOP TPP!!6月緊急アクション」を展開中。賛同団体・参加団体を随時募集しています。
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