シネマ・ジャック&ベティで行われる「よこはま若葉町多文化映画祭」 が8月25日からと迫ってまいりました。フィリピンの「慰安婦」問題、ベトナムへの原発輸出、マレーシアの森林伐採をテーマにした3作品のドキュメンタリー映画が上映されますのでご案内いたします。また25日と29日には、主題歌を担当したミュージシャンによる素晴らしいミニライブも行われます。(中井信介)
●よこはま若葉町多文化映画祭2012 ( 8月25日 〜 9月2日 ) http://downtownart.hama1.jp/ ※映画祭の詳細はこちらをご覧ください アクセス: http://www.jackandbetty.net/accessmap.html
★『カタロゥガン!ロラたちに正義を!』 日本/日本語・タガログ語・英語/2011/80分 監督:竹見智恵子 撮影・編集:中井信介 音楽:アリソン・オパオン
太平洋戦争中のフィリピン。ある日、武装した日本兵が村にやってきて 男たちを殺し、家々に火を放ち、恐怖に震える少女たちを駐屯地に連行して 「慰安婦」にした。少女たちは、想像もつかないほどの苦しみや悲しみを 味わいながらロラ(おばあさん)になり、長い沈黙の後、失われた過去を 取り戻すために立ち上がり、80才を過ぎた今も闘い続けている。
◆8月25日(土) 13:05 〜 14:25 カタロゥガン!ロラたちに正義を!+アリソン・オパオンさんミニライブ 14:40 〜 16:10 竹見智恵子監督トーク&交流会
◆8月28日(火) 13:05 〜 14:25 カタロゥガン!ロラたちに正義を! 14:40 〜 16:10 竹見智恵子監督トーク&交流会
アリソン・オパオンさんの紹介HP http://www.jlp.net/letter/010131b.html
▼以下の2作品は、2本立て同時上映
★『森の慟哭』 日本/日本語・マレー語・英語/2010/45分 監督・撮影・編集:中井信介 音楽・ナレーション:中ムラサトコ 制作:国際環境NGO FoE Japan
マレーシアのサラワク州には、先祖代々の智恵と伝統を受けつぎ、森の恵みと共に暮らす人々がいる。かつてその森から世界中に木材が輸出され、森林は急速に後退した。残された二次林も今、アブラヤシ・プランテーションの海に飲み込まれ、先住民族と政府・企業の間の係争も数多く起きている。そして、日本は、昔も今もサラワクの木材の最大顧客なのだ。
予告編「森の慟哭」(※是非ご覧ください)
http://www.youtube.com/watch?v=KZu01uMy-nE
★『忍び寄る原発〜福島の苦悩をベトナムに輸出するのか?〜』 日本/日本語・ベトナム語/2012/28分 監督・撮影・編集:中井信介 制作:国際環境NGO FoE Japan
日本がパートナーとなって建設されることが決まったベトナムの原発。その建設予定地は、女性たちがぶどうの収穫にいそしむ美しい村だった。そして「住み慣れた土地を離れたくない」と願う村人たちは原発建設予定地から1kmしか離れていない土地への移転を自ら決めた。村人たちに浸透している原発の安全神話は日本からの情報だ。一方、日本の福島では…。
◆8月26日(日) 13:05 〜 14:16 森の慟哭+忍び寄る原発 14:40 〜 15:40 中井信介監督トーク&交流会
◆8月29日(水) 13:05 〜 14:16 森の慟哭+忍び寄る原発+中ムラサトコさんミニライブ 14:40 〜 16:10 中井信介監督トーク&交流会
中ムラサトコさんのプロフィール
http://www.nakamurasatoko.com/zhongmurasatoko/profile.html
中井信介プロフィール
http://homepage3.nifty.com/tewatashipress/profile.html
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