市民団体による遺伝子組み換え問題に関連する催しが、5月に相次いで開催される。一つは「国際生物多様性の日」記念イベント「生物多様性を脅かす遺伝子組み換え作物〜遺伝子組み換え大国アメリカで何が起こっているか〜」。もう一つは学習会「盛り上がるアメリカのGM食品表示運動」.いずれも世界一の遺伝子組み換え大国アメリカでいま何が起こっているかを考える内容になっている。ゲストはいずれも、アメリカで遺伝子組み換え作物の問題に取り組む市民団体「食品安全センター」からペイジ・トマセリさん。(日刊ベリタ編集部)
◆「国際生物多様性の日」記念イベント_
生物多様性を脅かす遺伝子組み換え作物 〜遺伝子組み換え大国アメリカで何が起こっているか〜
生物多様性に関する条約の採択を記念して国連が制定した「国際生物多様性の日」(5月22日)には毎年、生物多様性の保全について理解を深めるためのイベントが世界各地で開かれます。 食農市民ネットは、遺伝子組み換え作物について生物多様性の観点から考えるため、アメリカで遺伝子組み換え作物の問題に取り組む市民団体「食品安全センター」からペイジ・トマセリさんをお招きし、シンポジウムを開催します。遺伝子組み換え大国アメリカで何が起こっているのか、市民の取り組みと併せてお話しいただきます。お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
日 時 2013年5月18日(土)13:30〜16:30 (開場13:00) 会 場 星陵会館ホール 最寄駅:地下鉄「永田町駅」徒歩3分 参加費 1000円 内容 基調講演「生物多様性を脅かす遺伝子組み換え作物〜遺伝子組み換え大国アメリカで何が起こっているか〜」 ペイジ・トマセリさん 「食品安全センター」_ 報告「日本でも広がる遺伝子組み換え汚染」、など
_英語名「Center for Food Safety」。1997年に設立されたアメリカの市民団体で、食の安全や環境、農業の問題に取り組む。とくに遺伝子組み換え問題ではアメリカにおける中心的存在で、政策や訴訟にも積極的にかかわっている
主催:食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク(食農市民ネット)
【お問合わせ先】 食農市民ネット事務局 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207 TEL 03(5155)4756 FAX 03(5155)4767 Email office@fa-net-japan.org URL http://www.fa-net-japan.org
《遺伝子組み換え食品表示を考える学習会》 盛り上がるアメリカのGM食品表示運動 現地で活動するペイジ・トマセリさんに聞く!
アメリカではいま、遺伝子組み換え(GM)食品の表示を求める運動が盛り上がっています。世界最大のGM作物栽培国であり、スーパーで売られている食品の約7割に直接・間接的に遺伝子組み換え原料が使われていると言われるアメリカにはGM表示がありません。2012年11月にカリフォルニア州で行なわれたGM食品の表示義務化を問う住民投票は僅差で否決されましたが、これをきっかけにGM表示を求める動きは国会議員も巻き込んで全米各地に広がっています。 そこで、アメリカでGM食品表示を求め長年活動を続けているNGO「食品安全センター」からペイジ・トマセリさんをお迎えし、現地で盛り上がるGM食品表示運動についてお聞きします。アメリカでGM表示が義務化されれば、日本の表示にも好影響をもたらす可能性があります。この機会にぜひ一緒にGM食品表示について考えてみませんか。ご参加をお待ちしています。
日 時 5月20日(月)13時30分〜15時30分 _開場13時15分 会 場 東京都消費生活総合センター 飯田橋セントラルプラザ16階 学習室A 参加費 500円
<内容> 「アメリカのGM食品表示運動について」 天笠啓祐(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表) 「アメリカでいま何が起こっているか」_逐次通訳 ペイジ・トマセリさん(アメリカ食品安全センター) 質疑応答・意見交換
「食品安全センター」(Center for Food Safety)は1997年に設立されたアメリカの市民団体。食の安全や環境、農業の問題に取り組む。とくにGM問題ではアメリカにおける中心的存在で、政策や訴訟にも積極的に関わっている
主催 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
<お問合わせ・申し込み先> 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207 tel:03(5155)4756 fax:03(5155)4767 E-mail:office@gmo-iranai.org
===========================
|