・読者登録
・団体購読のご案内
・「編集委員会会員」を募集
橋本勝21世紀風刺絵日記
記事スタイル
・コラム
・みる・よむ・きく
・インタビュー
・解説
・こぼれ話
特集
・国際
・農と食
・教育
・文化
・アジア
・入管
・中国
・市民活動
・米国
・欧州
・みる・よむ・きく
・核・原子力
・検証・メディア
・反戦・平和
・外国人労働者
・司法
・国際
・イスラエル/パレスチナ
・市民活動告知板
・人権/反差別/司法
・沖縄/日米安保
・難民
・医療/健康
・環境
・中東
提携・契約メディア
・AIニュース
・司法
・マニラ新聞
・TUP速報
・じゃかるた新聞
・Agence Global
・Japan Focus
・Foreign Policy In Focus
・星日報
Time Line
・2024年11月22日
・2024年11月21日
・2024年11月20日
・2024年11月18日
・2024年11月17日
・2024年11月16日
・2024年11月15日
・2024年11月14日
・2024年11月13日
・2024年11月12日
|
|
2014年05月05日13時38分掲載
無料記事
印刷用
核・原子力
【たんぽぽ舎発】工事中止の台湾第4原発 日本のメディアはどう報じたか 山崎久隆
台湾第4原発(龍門原発)について、台湾政府は工事を中止し住民投票で稼働の是非を決めることを26日に明らかにしました。しかし現段階では計画中止とはならないことから、台北市内の道路では数万の市民が抗議行動を続けています。この動きを日本のメディアはどう報じているか。結果として東京新聞と他の報道では書き方がかなり違うので、他報道とは別に最後に東京新聞の記事を紹介します。
[1]台湾第四原発、工事停止へ 住民投票終了まで 朝日新聞 4月27日 台湾の馬英九総統は27日、建設停止を求める動きが強まっている第四原発について、安全検査を行って住民投票で稼働の是非を決めるまで、工事をとめる方針を決めた。
[2]台湾 原発建設中止求め座り込み NHK 4月26日 台湾で建設の是非が論争となっている原子力発電所を巡り、建設中止を求める市民団体が総統府の前で無期限の座り込みを始めました。 台湾では、台北近郊の新北市に「第4原発」の建設が進められ、工事は9割以上終わっていますが、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、安全性に対する不安が住民の間で高まり、工事は中断されています。【中略】 市民団体は、政権側が歩み寄りをみせるまで無期限で座り込みを続けるとしています。 台湾のテレビ局が行った最新の世論調査では、原発の建設中止を求めると答えた人が60%と、建設賛成の25%を大きく上回っており、馬英九政権にとって、原発を巡る対応は大きな課題となっています。
[3]原発建設中止求めて座り込み、野党元主席はハンスト 台湾 AFPBB 4月27日 台湾の台北市内で26日、第4原子力発電所の建設中止を求める数千人の市民が総統府の前で座り込みを始め、最大野党・民進党の元主席でハンガーストライキを行っている林義男氏(72)への支持を表明した。 この日の台北は雨に見舞われたものの、参加した市民らは厳戒態勢が敷かれる中、反原発のスローガンが入った横断幕やプラカードを掲げた。 林氏は完成間近の状態にある第4原発の建設中止を求め、22日に無期限ハンストに突入した。20年ほど前から一貫して反原発運動をしている同氏は人望を集めている。
[4]台湾の第四原発 2号機建設中止 住民が反対運動 東京新聞 4月28日 台湾で建設中の龍門原子力発電所(通称、第四原発)について、馬英九総統は二十七日、国民党の江宜樺行政院長(首相に相当)や県市首長らと政権与党の緊急協議を行い、第四原発2号機の建設中止などを決めた。台湾では反原発世論が高まっており、同日には市民団体などが台北市内で反原発の大規模なデモを行い、約五万人(主催者発表、警察発表では一万数千人)が台北駅前の道路を占拠して座り込みを続けていた。 一方、1号機は、現在行われている安全検査の終了後に封鎖し、商業運転するかどうかを住民投票で決めるとしている。馬総統の決定は世論を一部受け入れた形だが、市民団体などが求めている完全な建設中止とはなお隔たりがある。 第四原発は米国のゼネラル・エレクトリック社が受注し、原子炉は1号機が日立、2号機は東芝製。いずれも出力百三十五万キロワット。台湾北部の新北市貢寮区に台湾電力が建設している。すでに完成間近で年内にも商業運転を始める予定だった。 しかし、度重なる事故に加え、福島第一原発の事故後、建設中止を求める声が高まった。今月二十二日から野党、民進党の林義雄元主席(72)が建設中止を求めてハンストを開始。二十六日から市民団体が総統府前で座り込みを行っていた。
|
転載について
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。
|
|
|