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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2014年08月15日07時04分掲載
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アフリカ
【西サハラ最新情報】サハラ砂漠の忘れられた戦争 平田伊都子
西サハラ最新情報も100回になりました。 こんなに長く掲載することになろうとは予想していませんでした。 国連も国際司法裁判所も国際社会も平和的解決を後押しする西サハラ紛争なんだから、50回目ぐらいで「やった!西サハラ独立!!」と、叫べると思ったのです。 が、100回目になってもまだ平和的解決がほったらかしにされたままとは、、ウザったい限りです。 では、おめでたくない100回目を記念して、VICE News(バイスニュース)の映像ドキュメンタリーで、西サハラ最新情報を見てみましょう。 題して<サハラ砂漠の忘れられた戦争>。 YouTube 〜Vice News 〜The Sahara’s Forgotten War と入力してください。
VICE News (バイスニュース)はロンドンに拠点を置く国際ニュースチャンネルだ。 1994年に創設され、現在世界中で、約800万の人々がアクセスしている。 VICE News(バイスニュース)は、2014年2月27日の西サハラ難民政府RASD建国記念日に、西サハラ難民キャンプを訪ねた。 そして、地雷防御壁<砂の壁>で分断された西サハラ領土の、難民政府解放区側に入り、地雷防御壁<砂の壁>や難民軍ポリサリオ戦線などを撮影した。 <世界で殆ど報道されていない紛争の一つ>として西サハラ独立闘争を取り上げ、7月14日にシリーズの第一弾が放映された。 これまでに公開された4編を紹介する。
(第一章)Vice News (バイスニュース)は、第38回RASD(サハラ・アラブ民主共和国)独立宣言記念祭と西サハラ難民キャンプ風景を描いている。
(第二章)Vice News(バイスニュース)は、西サハラ難民キャンプから出発した<地雷防御壁反対キャンペーン> の抗議デモに随行取材。毎年3月に、ヨーロッパの援助団体と難民が行う地雷防御壁抗議デモは、年々小規模になってきた。38年目ともなると、援助団体も物心共に疲れ果ててきている。欧米支援の尻すぼみや撤退は、植民地支配者モロッコの思うつぼなのだ。
(第三章)Vice News(バイスニュース)は、西サハラ難民政府解放区に入り、難民軍ポリサリオ戦線の訓練状況を取材している。 難民軍ポリサリオ兵士たちは、空手が大好き!
(第四章)Vice News(バイスニュース) は、モロッコ占領地・西サハラで反占領活動をしている西サハラ住民の話を収録している。 モロッコ占領当局の西サハラ住民に対する虐待、とりわけ暗黒監獄と仇名されるモロッコ監獄の酷さを訴えている。
Vice News(バイスニュース) は、新旧おり交ぜた多数の資料映像をうまくまとめて、西サハラ難民政府や難民軍ポリサリオを紹介しています。 西サハラ独立運動が38年間もズルズルと続いて解決しないのは何故なのか? 改めて考え込んでしまいました。 はっきり言わせてもらうと、国連が悪い! 西サハラの人々に<国連西サハラ住民投票>を約束して停戦合意させた国連は、その<国連西サハラ住民投票>を施行する義務があります。 西サハラの人々が国連憲章や国際法を遵守して銃を取らないのをいいことに、国連は投票人名簿を金庫にいれたままです。 それをいいことに植民地支配を続けモロッコの領有権を固執するモロッコは、「ニューヨーク(国連本部)は西サハラ紛争を解決できない」と、国連を馬鹿にしてます。 かくして、西サハラの人々は当てもなく待たされる、、 砂漠のアリのように砂に潜って、、
「国連決議を遵守するものは馬鹿を見る」ということにならないよう、国連さん、約束を守ってください。
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長:川名敏之 2014年8月15日 SJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション)代表:平田伊都子
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西サハラ難民政府解放区で、タルハの木にとまって警備をする難民軍ポリサリオ兵士





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