●目次●
「イスラエル軍 シリアに2度目の空爆」WSJ 8/21 Israel Carries Out Airstrikes in Syria
「ISIS シリアで化学兵器使用か」NYT 8/24 New Report of ISIS Using Poison Gas in Syria
「南北朝鮮 緊張緩和で合意」NYT 8/25 Koreas Agree on Deal to Defuse Tensions
「ケネディ駐日米大使 公務で私用メールアドレスを使用」NYT 8/26 Caroline Kennedy Used Personal Email for State Department Business,
「南スーダン大統領 反乱軍との和平協定に署名」NYT 8/27 Salva Kiir, South Sudan’s President, Signs Peace Deal with Rebels
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「イスラエル軍 シリアに2度目の空爆」 Israel Carries Out Airstrikes in Syria
8月21日付のウォールストリートジャーナル紙は、同日イスラエル軍がシリアに対し、軍事施設14か所を空爆し、移動中の車を攻撃、少なくとも4人を殺害したと報じた。この攻撃は、20日にシリアからイスラエル北部とゴラン高原に向けてロケット弾が発射されたことに対する報復措置とみられる。 同紙によると、イスラエルの攻撃で死亡した4人について、イスラエル軍は「20日に行われたロケット弾による攻撃に関わっていた戦闘員だ」と主張したという。イスラエルのナタニエフ首相は21日、「イスラエルはシリアにおける内戦に干渉するつもりは一切ないが、イスラエルに脅威があるのであれば即座に反応する構えがある」と述べている。
「南北朝鮮 緊張緩和で合意」 Koreas Agree on Deal to Defuse Tensions
8月25日付のNYタイムズ紙は、韓国と北朝鮮が24日、南北軍事境界線上の板門店で行っていた高官会談で、緊張を緩和する合意に達し、軍事衝突は回避されたと報じた。韓国は政治宣伝放送の中止に同意し、北朝鮮側は「準戦時状態」を解除したという。 同紙によると、韓国の金寛鎮国家安保室長は、記者会見にて「今回の会談で、北朝鮮が地雷による挑発行為により韓国側の兵士がけがをしたことについて詫び、再発防止や緊張緩和に取り組むと約束した」と明かした。 また両国は、1950年から3年続いた朝鮮戦争で生き別れた離散家族の再会事業の向けた協議などを行うことでも合意した。日程は未定だが、韓国の首都ソウルまたは北朝鮮の首都平壌で実務協議を行うとしているという。
「南スーダン大統領 反乱軍との和平協定に署名」 Salva Kiir, South Sudan’s President, Signs Peace Deal with Rebels
8月27日付のNYタイムズ紙は、26日に南スーダンのサルバ・キール大統領が2年近くに及ぶ反乱軍との内戦終結を目的に、国連の和平協定に署名したと報じた。 しかし、2013年の内戦勃発以来、少なくとも8回の和平協定が効力を発する前に決裂しており、今回の和平協定の締結と同時に敵対勢力間の衝突も報告されていると同紙は伝えている。 オバマ大統領や各国の指導者たちは、政府軍と反政府勢力が和平協定に署名しなければ国際的な制裁を拡大し、武器禁輸措置を課すことを表明した。 同紙によると、2011年にスーダンから分離独立した南スーダンでは、独立から2年も経たない内に状況が悪化していた。交渉が成立するかどうかに関わらず、南スーダンでは内戦で国が荒廃し、220万以上の人が住む場所を失い、約20万の人が、国連の難民キャンプでの避難生活を余儀なくされているという。
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