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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2016年08月27日22時24分掲載
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北朝鮮
北朝鮮が東京オリンピックに狙いを定め・・・
リオデジャネイロ五輪は、事前に心配されていた競技場の建設遅れや治安、疫病などで大きな問題は起こらず、無事終わった。次回開催国の日本は史上最多のメダル数で、連日マスコミは大きく報道したが、その陰で、お隣の北朝鮮が東京五輪に照準を合わせ、ある計画を作成していた。 ・・・と書くと「ミサイル攻撃か?テロか?」と思われそうだが、サッカーである。
8月4日の朝鮮中央通信の記事によると、朝鮮サッカー協会がこのほど、東京五輪に向けて「サッカー発展計画」を作成した。計画では、将来を見通して才能ある選手で男・女サッカーチームを編成し、彼らを国際サッカー連盟(FIFA)、アジアサッカー連盟(AFC)の年齢別大会と東京五輪に進出させるという。その目標にあわせ、国内A級サッカーチームの試合も、ジュニア、ユースとも年齢別による試合システムに転換する。 肝心の選手の育成強化については、選手、監督、レフェリーの肉体・技術水準と資質を高め、特に青少年スポーツ学校指導教師の中で、AFCのC級監督ライセンス所有者の数を今の倍以上に増やすなど計画している。
キーワードは、今の北朝鮮指導部が強調する「科学化、情報化」。
これで教授・訓練の水準を高め、競技の公正さを保障し、FIFA、AFC、そして各国のサッカー協会との交流と協力を積極的に行うようにするという。この分野で積極的に外国との交流を進める構えだ。 記事は、「この計画が国際競技により、チュチェ朝鮮のサッカー神話が絶えず生み出されるよう期待する」とのサッカー協会・金正萬書記長の言葉を伝えている。元々、北朝鮮のサッカーは男女とも決して弱くない。「サッカー神話」までいくかどうかは別として、今後の試合ぶりは注目だ。 核兵器やミサイルではなく、こうした分野での計画は国際的に歓迎されるだろうし、そこにこそ予算や人を振り向ければ、よりよい結果が出ると思うのだが。(西条節夫)
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