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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2016年09月26日00時04分掲載
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「弊社は知らなかった」 ヘイトスピーチ番組に広告を流したユニリーバが釈明
ヘイトスピーチ(差別と憎悪扇動行動)で有名な桜井誠在特会元会長のインターネット番組に企業広告を流していたユニリーバにツイッターなどで批判が集まっているが(本紙既報)、それに対して同社は23日付プレスリリースで、「今後は、当該番組を含め、政治団体・グループを支援しているとみられる番組での広告出稿は止めるよう、本日、広告代理店を通じて動画広告ネットワークへ要請しました」との方針を明らかにした。(大野和興)
ユニリーバは消費財メーカーで、同社のホームページによると、「、毎日20億人ものお客様に選ばれている、世界最大級の消費財メーカーです」としている。また、ユニリーバ 企業行動原則として、 ユニリーバは、誠実を旨とし、事業に関連する人々の権利を尊重しながら行動することで社会的評価を得ています。この評価は、社員及びブランドと同様に重要な当社の資産です」という言葉を掲げている。
「人々の権利を尊重する」ことをうたった企業が、人種差別のヘイトスピーチを各地で展開し、平然と他人の権利を侵害している差別主義者のネット番組に広告を流したのは、どうしたことか。同社のプレスリリースは、「弊社では、『Abema TV』(筆者注:桜井誠の"桜井誠のズバリ言ったわよ!!" 番組を提供しているインターネットテレビ局)と直接の広告取引はありません。しかしながら動画広告ネットワークからの配信の可能性があり事実関係を確認中です」としている。同社のプレスリリース全文は以下の通り。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ インターネット動画サイト番組へのスポンサーについて 2016/09/23 9月21日(水)にインターネット動画サイト「Abema TV」で放映された番組において弊社ブランドの広告が流れたことに関して、Twitter等に書き込みをいただきました。 弊社では、「Abema TV」と直接の広告取引はありません。しかしながら動画広告ネットワークからの配信の可能性があり事実関係を確認中です。 今後は、当該番組を含め、政治団体・グループを支援しているとみられる番組での広告出稿は止めるよう、本日、広告代理店を通じて動画広告ネットワークへ要請しました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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