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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2016年12月13日12時26分掲載
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ジェームズ・M・バーダマン著 「あいうえお順引き この言いまわし 英語でなんていう?」 (How do you say that in English ?)
こんな場合は英語でなんという?・・・こういう類の英語の参考書は日本でたくさん出版されてきまして、それぞれ特徴がありますが、その中で頭一つ抜けて優れているなぁと感じさせられたのが中経出版から出ているジェームズ・M・バーダマン著 「あいうえお順引き この言いまわし 英語でなんていう?」でした。
・気のせいだよ It's ( just ) your imagination
・しつこいよ Stop pestering me !
・すぐわかりますよ You can't miss it .
・決まり! That settles it !
・恐縮です I feel obligated to you.
など、ちょっとした言い回しが2100ほど掲載されています。本書が他の本より優れていると思えるのは、掲載されている表現の大半が英語でどういうか知りたかったと実際に思えるものばかりだったことです。実はそれには理由があったのです。
筆者のバーダマン氏は早大教授ですが、本書を編纂する前に大量の日本語の表現をまず自分でリストアップし、そこから20代前半から60代後半の数十人の日本人の男女にアンケート調査を行い、リストに出てくる表現の使用頻度を調べたのだそうです。その結果に基づいて頻度の高い順にセレクトされた表現で本書が作られたということで、だからこそ自分が使いたい言葉が頻出していたのです。そのリサーチ力が本書の成功の鍵を握っていると思いました。本当に使ってみたいな、と思える表現の密度が濃厚なのです。それはアメリカで頻度の高い表現をコピーした本ではなく、日本人の感性と必要に根差した日本発のメッセージに使えるということをとりもなおさず意味していると思います。
ここに出てくる表現は契約書とか、論文というよりはむしろ日々のコミュニケーションに必要なものが大半です。それは何も商社やマスコミ関係者、外交官だけでなく、普通の市民が英米語圏のみならず英語でコミュニケーションを行うすべての人と交流する際に使えるものです。さらに現在、世界で広がっているソーシャルメディアでの連絡の際に非常に使えるものだと感じました。ソーシャルメディアではちょっとした表現だけでも1つのメッセージにすることが可能です。その時、ちょっとした言い回しを知っておくと表現の幅が広がると思います。
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