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2017年05月01日00時01分掲載
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イスラエル/パレスチナ
イスラエルの刑務所でパレスチナ囚人1600人が、自由と尊厳を求めてハンガースト続ける
パレスチナ 政治犯による「自由と尊厳のハンガーストライキ」は30日で14日目に突入した。当局によるスト参加者の独房移送や衣類などの没収も継続している。イスラエルに対する抵抗の輪は日を追うごとに拡がり、#パレスチナ 政治犯による自由と尊厳のハンガーストライキ広報委が、新たにメギド刑務所の100人がストに加わると発表。ハンスト参加者は1600人になった。抵抗行動はヨーロッパにも拡大、イギリスでは大学生の連帯行動が出現している。(大野和興)
28日夜には、ジェニンで、イスラエル の刑務所に収監されている パレスチナ 政治犯の家族や元政治犯が「自由と尊厳のハンガーストライキ」に連帯するハンストを開始した。
イギリスではのマンチェスター大学の学生らが、刑務所でハンガーストライキを行っている パレスチナ 政治犯に連帯し一週間のハンスト開始。一方、大学当局はこうした学生らに懲戒処分を警告をした。
国際人権団体アムネスティ国際ニュースは、この囚人によるハンガーストライキの背景に何があるかを、次のように伝えている。
………………(以下引用)
イスラエルは数十年間、被占領ヨルダン川西岸地区とガザ地区のパレスチナ人を自国内の刑務所で拘禁し、家族との面会機会を奪ってきた。露骨な国際法違反であるこの政策に抗議して、パレスチナの囚人の日である4月17日の週に、囚人たちが大規模なハンストに入った。 アムネスティは、パレスチナ人の囚人とその家族に聞き取りをした。得られた証言からは、囚われている身内に会う機会を、時には何年も奪われてきた家族たちの苦悩が浮かび上がった。 被占領パレスチナ地域で逮捕したパレスチナ人の囚人をイスラエルに移送して、同国内に収監する政策は、ジュネーブ第4条約の明らかな違反である。 ハンストをしている囚人たちは、家族との面会や連絡を認めることなどを求めている。ハンストは、囚人のリーダーであるマルワン・バルグーティさんにより公表された。多くの囚人が、政治的な立場の違いを超えてストに参加する意思を声明した。 国際法の下では、容疑者は占領側の領地ではなく、その容疑者が住む被占領地域で収監しなければならない。また、囚人は、定期的かつ可能な限り頻繁に、(特に近親者との)面会の機会を与えられなければならない。 非政府組織パレスチナ囚人クラブによると、現在イスラエルが運営する刑務所や拘置所など17の施設に、6,500人(うち女性57人)のパレスチナ人が治安関連で収監されている。17のうち16施設は、イスラエル国内にある。少なくとも500人が、起訴も裁判もない行政拘禁で収監されている。パレスチナ人の囚人問題委員会の広報担当ハサン・アベド・ラッボさんによると、少なくとも1,000人が「治安上の理由」で家族との面会を認められていない。さらに、現在およそ15から20人が隔離拘禁されており、他の囚人との接触や家族との面会を一切認められていないという。 イスラエル監獄局の規則によると、囚人は2週間に1回、家族と面会できることになっている。しかし実際は、被占領パレスチナ地域の家族がイスラエルで収監されている身内に面会するには、同国への入国許可を申請しなければならないため、面会できる頻度は、極めて限られてしまう。 イスラエルで拘禁されている、ガザ出身の囚人約365人への対応はさらに悪く、家族との面会を許可するのは、2カ月に1回にしかすぎない。 イスラエルは、パレスチナ人を違法に国内へ移送するのではなく、被占領パレスチナ地域内の刑務所や拘置所に収監すべきである。また、イスラエル当局は、囚人とその家族への懲罰的な手段と化している面会する権利の過剰な制限をやめ、国際基準に十分合致した処遇としなければならない。
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連帯のハンガーストライキ
英マンチェスター大学の学生も連帯





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