2018年8月10日、元チリ大統領ミシェル・バチェレ女史がUNHCHR国連人権高等弁務官)に任命されました。 一方、国連西サハラ事務総長個人特使は元ドイツ大統領ホルスト・ケーラー氏です。 ということは、、♠現アメリカ大統領もゆくゆく、国連に天下りするのかな? 移民を排除し、差別的発言を繰り返し、国連分担金や支援金の値引きを続ける♠現米大統領、、 ♠大統領殿、国連に再就職される時は、償いの想いを籠めて、ぜひ、UNHCHR(国連人権高等弁務官)でご奉仕ください。
(1)元ドイツ大統領は国連西サハラ事務総長個人特使: 8月8日午後、国連西サハラ事務総長個人特使・元ドイツ大統領は、国連安保理の非公開協議で6月23日から7月1日にかけての西サハラ当該地域視察を中心に、中間報告した。 モロッコのCORCAS王立サハラ問題諮問評議会は、「ホルスト・ケーラー国連西サハラ事務総長個人特使は、安保理理事国を前にして、モロッコのおもてなしに深い謝意を述べた。モロッコ当局のお陰でモロッコ・サハラ(モロッコ占領地西サハラ)の経済発展を視察し、モロッコ・サハラ入植者とも会えることができたと、ケーラー特使は旅行の成果を強調した。安保理協議の参加者たちは、モロッコの主導権なしで西サハラ問題は解決できないことを、確認した。モロッコはモロッコ領有権を侵害するあらゆる方策を拒否すると、国連と国連個人特使に伝えてある」と発表した。 SPS西サハラ難民通信は、「ホルスト・ケーラー個人特使は、9月中にポリサリオ西サハラ代表とモロッコの両当事者や関係諸国に、招待状を送るつもりだ」と、安保理で語った。2012年から途絶えている両当事者交渉を、少なくとも10月の国連安保理決議期限前には、成功させたいようだ。ポリサリオ西サハラ代表は,「ホルスト・ケーラー特使が安保理の会議室に入る直前に、西サハラ側は全面的に特使を支持する事と、西サハラの目的は民族自決権と独立にあることを、明確に伝えた」と、SPSが伝えている。 双方とも情報源は国連関係者としており、夫々、都合のいい箇所を拡大解釈して伝えているようだ。そんな中で唯一の当事者発言は8月安保理議長国のジョナサン・アレン英国国連代理大使で、「安保理メンバーは挙って、ホルスト・ケーラー個人特使の仕事ぶりを支持している。特使は、年度末(安保理期限の10月末)までに両当事者交渉を再開すると、語っている」と、協議終了後に記者発表した。
(2) 元チリ大統領はUNHCHR国連人権高等弁務官: 2018年8月10日、国連事務総長アントニオ・グテーレス元ポルトガル首相から新UNHCHR国連人権高等弁務官に任命された元チリ大統領ミシェル・バチェル女史の経歴には、もう、頭がさがる。「迫害と独裁による移民の苦渋を自ら体験し、国家再建をしたミシェル・バッチェル元大統領ほど、世界の人権問題のトップに立つ適格な女性はいない。人権を蔑ろにする逆風(♠?)の中でも、彼女ならできる」と、事務総長は褒めちぎった。 バチェル女史は1951年9月29日、チリのサンチャゴに生まれた。先祖は、フランスからの移民だそうだ。サルバドール・アジェンデ政権に協力した父親が1973年9月11日のチリ・クーデターの時にアウグスト・ピノチェトに逮捕され、1974年3月に拷問で殺された。 1975年、母親とともに彼女も逮捕され拷問を受け、オーストラリアに亡命した。その後旧東ドイツに移ってフンボルト大学医学部に入学した。スペイン語(母国語)、英語、ドイツ語、フランス語に精通する、まさに、国連人だ。1970年代以来、チリ社会党 党員で、リカルド・ラゴス政権の下では2000年から2002年まで厚生大臣、さらに2002年から2004年まで国防大臣を務めた。 2006年1月15日に行われた決選投票でチリ史上初の女性大統領に当選し、第34代大統領に就任した。2010年9月14日に潘基文国際連合事務総長から国連の新組織UNウィメンの初代事務局長に任命されたが、2013年3月15日にUNウィメンから辞任した。2013年12月15日のチリ大統領決選投票で返り咲き、2017年12月まで、チリ大統領を再び務めた。凄い女(ひと)だ!
(3)♠現米大統領は反人権派: アメリカで凄い女(ひと)といえば、文句なしにメラニア! きれいだし、利巧だし、気が強そうだし、ちょっと引っ込み思案なところも見せたり、、憎い女(ひと)です。こんな凄い娘を育てた父さん母さんってどんな人たちだろうと、興味津々だったが、、現れた!世界庶民のラヴコールに答えて、8月9日にニューヨークで市民権を取得したお二人が、堂々の顔見世をした。お二人、ヴィクトール父さんとアマリジャ母さんはガッチリした立派な体格、それでもメラニアの面影があるかな??お二人は娘メラニアが作ってくれたグりーンカード(永住権)で、既にアメリカ暮らしをしていた。娘メラニアは1996年のユーゴスラビア内戦で故郷スロべニアを脱出し渡米。2001年に永住権を取得し2006年に市民権を獲得した、立派な移民だ。お二人も、勿論、移民で、アメリカン・ドゥリーマーズだ。 しかし、お二人の義理の息子♠米大統領は、移民排除や移民家族の分断や国境の壁作りなどに精を出しているんです!
移民排除政策に非難ゴウゴウの真っただ中、♠米大統領は元スロべニア共産党員の義理の父母には、移民を許し市民権を与えました。 その身びいき過ぎる我儘ぶりを、民主党に非難されるのは目に見えています。 いっそ、移民優遇政策に転向してみたら? ♠さんちもドイツ移民でしょ? メキシコ人もドイツ人もスロべニア人も、、みんなアメリカに夢を見る、移民です。 ♠さん、人種を超えてみんなの面倒を見る良い人になってください。 悪い人が良い人になると、その効果は数倍以上です。 中間選挙前にお試しください。
Youtubeにアップした「人民投票」(Referendum)のご案内です。 「人民投票」日本語版 URL :https://youtu.be/Skx5CP3lMLc 「Referendum」英語版 URL: https://youtu.be/v0awSc25BUU
Youtubeに4月アップした「ラストコロニー西サハラ」もよろしくお願いいたします。 「ラストコロニー西サハラ 日本語版URL:https://youtu.be/yeZvmTh0kGo 「Last Colony in Africa] 英語版URL: https://youtu.be/au5p6mxvheo
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長:川名敏之 2018年8月12日 SJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション)代表:平田伊都子
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